あなたの洗面台に合う収納方法が見つかる！収納グッズで洗面台を整えるコツをプロが解説

毎日使う洗面台は、使うものがさっと取り出せる収納にすることが時短につながります。今回は洗面台で活用できる、使いやすい＆見た目もきれいな収納方法をご紹介します。

教えてくれたのは、整理収納アドバイザーの方尺真美さんです。

洗面台のカウンター下引出しは把握しやすい＆取り出しやすいつくりに！

カウンター下に引出しがある洗面台の場合、上から見たときにものがすぐ把握でき取り出しやすい収納にする必要があります。

この引き出しを整理する際におすすめのアイテムのひとつが、ダイソーのPSクリアケース。今回は3サイズ用意しました。

写真左にある縦長のケースは、サイズが幅8cm×奥行24.5cm×高さ5.5cm（価格110円）。シェーバーや電源コードの収納におすすめです

写真中央のケースは、サイズが幅8cm×奥行16cm×高さ5.5cm（価格110円 ※2個入り）。日焼け止めやファンデーション、アイメイクなどがスッキリと納まります。ベースメイク、アイメイクとカテゴリー分けして収納するのがいいでしょう。基礎化粧品につかうコットンもピッタリ収納できますよ。

写真右にある二分割のケースは、サイズが幅8cm×奥行16cm×高さ5.5cm （価格110円 ※2個入り）。髪ゴムや洗面台で使用する細かなグッズなどを収納することができます。小分けできる分割タイプは、ものの散らかりを防いでくれるのでとても便利です。

上記のほかに、大きめなサイズもあるとなおよいでしょう。写真のPSクリアケースはサイズが幅16cm×奥行24.5cm×高さ5.5cmで、価格は110円。パックや髪ブラシなどを収納するのがおすすめです。

また、PSクリアケースは積み重ねをすることもできるので、場所によっては空間を有効活用してくれそうです。

引出しの中に化粧品や身支度グッズをそのまま置くと雑然としたイメージになりますが、ケースを使ってグループ分けをすることで引出しの中をスッキリ整えることができます。

毎日使う場所だからこそ、きれいに整えておけば不思議と気分も明るくなるかも。

洗面台下の開き扉は「前から見たとき」を意識した収納に

続いてチェックするのは、洗面台の下の開き扉です。開き扉はものを取る際にしゃがむというアクションが増えますが、しゃがんで前から見たときに何が入っているかどうかがわかる仕組みが大切です。

洗濯洗剤を洗面台で詰め替えるかたは、詰め替え洗剤の定位置をここにしておくと、動線が楽になります。ほかには掃除道具（洗剤や雑巾）などを収納するのがおすすめです。

また、積み重ねられる収納グッズを使うと、使用頻度が低いものはボックスの下段に、使用頻度が高いものは上段にと分けて収納することができます。

洗面台の下の小さい引き出しをスッキリさせるには？

開き扉の隣に、小さい引出しタイプの収納があるケースについても見てみましょう。このタイプは収納面積が小さいのですが、だからと言ってものを直接置くと雑然としたイメージになります。

小さい引出しに収納グッズを使うメリットとしては、ものをグループごとに分けられてスッキリするとともに、収納面積の高さも確保できること。小さいスペースだからと油断せず、ちゃんとケースで区切るようにしましょう。

洗面台カウンター上の収納はどうする？

基礎化粧品やヘアケア用品、家族が多いと種類も増えやすいものです。洗面台鏡内に収納がある場合もありますが、使用頻度が高いものはカウンター上に置くと、鏡を開くというアクション数を削減できます。

ただカウンター上に置いただけでは、使う際にバタバタと倒れてしまいます。そこで基礎化粧品ボトル収納に便利なグッズの紹介をします。

筆者がおすすめするのは、ダイソーの「積み重ねボックス」(現在は一部仕様変更有)と、「ドアポケット用仕切り」。どちらも価格は110円です。

積み重ねボックスにドアポケット用仕切りをセットしていきます。仕切りは自由に動かせるので、ボトルの大きさや太さに応じて設置しましょう。

これでボトルが倒れることがなくなり、基礎化粧品・ヘア用品がまとまりスッキリします。

ご自宅の洗面台の収納形状に応じた収納グッズを使い、毎日がグンと楽になるように整えてみませんか？

◆執筆／方尺真美さん
衣食住を通じて「暮らしはちょっとのことでグンっと楽しくなる！」をモットーに活動しているSSS-Style＋に所属の整理収納アドバイザーで、インテリアコーディネーター、カラーコーディネーターなどの資格を保有。3児のママ。

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