キッチンの引出し収納のコツをプロが伝授!シンク下やコンロ下を上手に使おう

2022/05/10

毎日使うキッチン。スッキリ整えれば、家事の時短にもつながります。キッチンの引出し収納のコツについて、整理収納アドバイザーの方尺真美さんに教えてもらいました。

衣食住を通じて「暮らしはちょっとのことでグンっと楽しくなる!」をモットーに活動しているSSS-Style+に...

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キッチン収納を効率的に使うには?

キッチンを効率よく使うためには、頻繁に使うアイテムをなるべく近くて取り出しやすい場所へ収納するのがポイント。これだけで、グンと家事がしやすくなります。ただし、何をどこに置くかについてはコツが必要。

たとえばシンクの下は湿気がこもりやすい場所。お湯や水を流すことから温度変化もあり、食品を保存するのには向いていません。シンクで使うザルやボウル、まな板、包丁などを収納しましょう。掃除用具などにもおすすめです。

写真のように引き出し式のキッチンが主流の今。引き出しは、立ったまま上から見て中のものが一目でわかるのが使いやすいところです。扉式のキッチンよりもモノが収納しやすく便利です。

さらに引き出し内部にスライド式の内引き出しがついている場合もあり、収納するものによっては立てて入れると内部で引っかかってしまうことも。何をどうやって収納するかイメージしながら片づけるようにしましょう。

ゾーン別に使うもの&収納実例を紹介

ここからは、キッチンの収納実例をゾーン別にご紹介。実際の写真と、何が収納されているかを合わせてお伝えしていきます。

「シンクゾーン」で使うもの&収納実例

シンクゾーンは前述のとおり、調理器具や掃除グッズを収納するのがおすすめ。具体的には以下のようなアイテムです。

・ざる、ボウル、バット(鍋)
・まな板、包丁
・ラップ、ホイル類
・掃除洗剤
・食洗器洗剤 など

「コンロゾーンで使うもの」で使うもの&収納実例

コンロゾーンは深さがあるので、フライパンや鍋といった大物調理グッズを置くのに向いています。そのほか、立てて収納したいものを入れるのもおすすめ。フライパンなどはファイルボックスを使って収納すると、整理しやすく、使いやすいですよ。

・フライパン(鍋)
・ふた
・背の高い調味料
・キッチンペーパー
・大きい調理器具
(菜箸、お玉、フライ返し、トング、ターナー等)
・オイルポット、油固め材 など

「調理ゾーン」で使うもの&収納実例

調理ゾーンは、調味料を始め調理のときに使うものをサッと取り出せるように置いておきましょう。

・調味料品
・栓抜き
・ピーラー
・キッチンはさみ
・爪楊枝


キッチンでは、作業が効率用できるよう、水まわりはシンク下、火まわりのものはコンロ下に置くなど導線を意識して配置するのをおすすめします。キッチンの収納を使いやすく整理すると、日々の調理が少し楽になりますよ。



◆執筆/方尺真美さん
衣食住を通じて「暮らしはちょっとのことでグンっと楽しくなる!」をモットーに活動しているSSS-Style+に所属の整理収納アドバイザーで、インテリアコーディネーター、カラーコーディネーターなどの資格を保有。3児のママ。

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