【築40年の団地】収納少ないし忙しいけど散らからない家「3つの工夫」

2022/05/19

ミニマムな団地暮らしで息子2人を育てながら、介護の仕事を頑張るめむさん。収納は少なく忙しいのに片づく工夫を取材。ポイントは壁をとことん収納場所として活用すること、そして、折りたためる家具の活用でした! 

<教えてくれた人>
めむさん(福島県 41歳)
中2の長男、小6の二男と3人で暮らすシングルマザー。介護の仕事をしていて夜は20時までの勤務になることも多く、日々大忙し。インスタは@tata_ryuryu_meme

◎HOUSE DATA◎
賃貸団地/3DK(62平米)/築40年

収納は押し入れだけ。それでもサクッと片づく工夫をしています

築40年の団地に暮らすめむさん。最新マンションのよく考えられた収納とは違い、大きな押し入れがどーんとあるだけ。でも、めむさんは収納家具をそれほど置かずに、使いやすくて片づけやすい状態をつくることに成功しました。その際、注目したのが壁。出しっ放しを防ぐには、片づけのハードルを下げるのが得策ですが、壁を活用することで、"使うところに使う物"を置けるから、片づけもその場で完了。子どもとの暮らしで散らかることはありますが、片づけ動線が短いラク収納のおかげで、毎晩のリセットも面倒にならずに続けられるのだそう。

収納が少なくても、サクッと片づく理由

1 「壁」を収納場所に活用している!
2 「折りたためる家具」を活用している!

【工夫1】少しでも部屋を広く使いたいから「壁」を収納場所にする

壁を収納場所として活用すれば、収納家具を増やすことなく、床をふさぐこともなく、必要な場所にコンパクトに物が収納できます。

壁に向かい立ったままメモすれば、テーブルは散らからない

ダイニングの壁にカレンダー、プリント類、そしてメモ用紙を。思いついたときに立ったまま作業が完了できるよう、1カ所に集合させているので、食卓に紙が置きっ放しにならず、散らかり知らず。

ブルーレイプレーヤーは壁に引っ掛ければ戻しやすい

リビングの壁には無印良品の「壁に付けられる家具長押」とS字フックを利用した壁収納を設置。元に戻しやすいうえ、スッキリ。

壁掛けなら、掃除道具をスリムに収納できる

玄関の壁にも無印良品の「壁に付けられる家具長押」を活用し、掃除道具をまとめて引っ掛け収納。キッチンにも洗面シンクにも近い場所なのでパッと手が伸ばせ、使用後に戻すのもラク。使いっ放しになりません。

【工夫2】狭い家の味方は、折りたためる家具

リビングも子ども部屋も各6畳なのに広々使えているのは、使わないときはたたんでおける家具を選んだから。ソファはベランダなどで使う折りたたみベンチ&チェアで代用して壁に立て掛け、学習机や椅子は押し入れ下段に収納。

無印良品のベンチ&チェアをソファに

子どもの机も折りたたみ式で、押し入れ下段にすっぽり収納

参照:『サンキュ!』2022年6月号「なぜあの家はいつもきれいなの?」より。掲載している情報は2022年4月現在のものです。撮影/清永洋 取材・文/加藤郷子 編集/サンキュ!編集部

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