ものを捨てたら「家事の負担」も「出費」も減らせた!
2022/06/26
ものが増えると手間が増え、悩みも増えます。スッキリすると心の風通しもよくなり、ストレスが軽減されていきます。
暮らしやすさを最優先にして、手放して家事の負担や出費を減らせたものをクリンネスト1級の資格をもつ、お掃除スペシャリストのいつきさんに教えてもらいました。
「使い捨て」をやめる
フローリングシートにトイレの便座シート、窓拭きシートなど使い捨てできるお掃除のシートはたくさんありますが、使い捨てはゴミを生むだけなので使わないように意識しています。
例えばフローリングのお掃除のときは、フローリングモップにクロス(布類)を取り付けたほうが汚れ落ちが断然いいです。
お掃除シートは無くなったら買い足す必要があり、その手間や出費がとても億劫でしたが、手放したことにより解放されました。
「思い出」に浸らない
思い出は記憶に残るもので、ものには宿らないと考えています。
大切な人とのお別れで取っておきたいものもたくさんありましたが、とっておきのいくつかに絞り、大切に保管できるだけにしました。子どもの作品なども劣化してくるので、写真をとりデータ化し保存しています。
多くのものを保管しておくには収納グッズや収納技、掃除する手間もかかります。しかし、ものが少なくなると収納技や掃除技は要らないのです。
要・不要を定期的にして判断して、ホコリが溜まってしまう触っていないものは要らないのでは?と考えています。
「不要」なものはとことん手放す
暮らしに合わせて、テレビ・ソファ・サイドテーブル・風呂椅子・ゴミ箱、あらゆるものを手放してきました。
乳幼児の育児をしているときは、安全に遊ぶためのスペースを確保するために、家族みんなで話し合って、暮らしやすい空間をつくりました。
過去にとらわれず未来を見て行動していきたいので、後悔したことはありません。
ものが多いとそれは手間の数・悩みの数になり、ストレスになります。暮らしやすさは人それぞれなので、自分勝手に捨てることはせず、家族で意見を合わせて「家事の負担」や「出費」を減らしていきましょう。
■執筆/いつきさん…クリンネスト1級の資格をもつお掃除スペシャリスト。掃除のしやすさとスッキリとした暮らしを突き詰めて辿り着いた「シンプルな暮らし」を叶える情報を発信。インスタグラムはkiki.uchigestyle。
編集/サンキュ!編集部