物やお金に流されないで「暮らしの満足度」が上がるとっておきの方法6
2017/02/17
雑誌『サンキュ!』お金企画編集担当がこれまで数々の貯まる人・貯まらない人を取材してきた結果、貯まらない人ほど不安や不満、ストレスを抱えているということがわかりました。そこで、毎日をご機嫌に過ごしながらきちんと貯めているやりくり上手さんたちと、お金のプロに“暮らしの満足度”を上げるとっておきの方法を教えてもらいました♪
まずは暮らしの満足度チェック
□物がないと不安だ。(手放せない)
□いつも「お金がたりない」と思う。
□つい他人と比べてしまう。
□流行やセールに流されて買ってしまう。
□ダメだと分かっていても、ついお金を使ってしまう。
□人並み(または人よりちょっといい)の家や車を持ちたい。
1つでも当てはまったら、暮らしの満足度が低いかも! そこで・・・
1.物がないと不安(手放せない)と感じていたら・・・
常に物を買ったり使ったり整理したりすることに追われている。仕事や家事のやる気も出ず、ふらっと出かけては、ポッカリ空いた心を物を買うことで埋める……。そんな人は、まず手や体を動かしてみることがおすすめ。
例えば・・・
「無心で庭いじりをしてみる。」
花や草木を育て、その成長を見守ることは、満足度につながる。癒やしの効果も
「物がないなら作ってみる」
手芸などの「1つのことに集中」できる作業は、達成感と満足度を上げる。
2.いつも「お金がたりない」と思っていたら・・・
「お金がないから」と安物を買っては後悔したり、お金がないことを理由に趣味や人づきあい、旅行などの楽しみをあきらめ、自分の不幸を嘆いたり。そんな人は「たっぷりあるじゃん」と思う練習を!
例えば・・・
「“お金がなくてもあるもの”に喜ぶ」
「茶柱が立った」とか「虹を見た」とか、お金と関係なく幸せになることはたくさんある
「あえてお金をかけて“上質なもの”を買う」
3足1000円の靴下より、1足2700円の靴下を買ってみる。上質なはき心地に満足し、大切に使いたいと思う
3.つい、他人と比べてしまうなら・・・
知人の家や収入とわが家を比べて落ち込んだり、SNSでリッチな友人の生活を見てうらやましくなったり。そんな人は、比べてしまう「元」を断つとラクになります
例えば・・・
「自分には自分の“1つのパイ”があると思う」
幸せは1つのパイではない。いくらでもあり、分け合えるもの。
「比べるくらいなら、めざしてみる」
うらやむよりも、めざそう。目標とする暮らし方や人の本を読むのも◎
4.流行やセールに流されてつい買ってしまうなら・・・
「みんなが着ているから」と買ったものの、着ない服がある。「特売」の文字を見ると「買わなければ損」と思ってしまう。そんな人は「なんで欲しいんだっけ」と立ち止まってみて。
例えば・・・
「“無難”を買えば問題がない」
上級者は流行を追うのではなく、シンプルで自分に合ったものを選んでいる。
「流されるものを見ない」
スマホは便利だけれど、いらない情報を取り込み、自分の考えを消してしまうことも。
5.ダメだとわかっていても、ついお金を使ってしまうなら・・・
子どもにねだられるままにお菓子やおもちゃを買ったり、休日はついつい出かけて外食をしてしまったり。なかなかやめられない人は、自然の中や家で過ごす工夫を。
例えば・・・
「家族とリビングで過ごしてみる。」
家族のおやつと飲み物を準備して、おうち映画鑑賞会の始まり!
「インスタントでもよし!と割り切ると気がラクに」
忙しさや疲れから外食に走るより、たまにはおいしいレトルトカレーをお取り寄せ!
6.人並み(または人よりちょっといい)の家や車を持ちたいと思ってしまうなら・・・
身の丈以上の家や車をローンで買ってしまい、月々の返済が苦しい。ママ友が子どもに通わせている習い事が気になる。そんな人は、無意識に見栄を張っている自分に気づくべきかも。
例えば・・・
「固定費を見直してみる」
家や車がりっぱでも、それによって家計が苦しくなるのは本末転倒
以上。
もし心当たりのあるものがあったら、少しずつでも考え方や心の持ち方を変えてみたらいいかもしれませんね。
参照:『サンキュ!』2月号「暮らしの満足度を上げるために今すぐできること」より一部抜粋 撮影/小野田陽一、取材/秋山由紀、文/田谷峰子
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