知らないと大損!家を買いたいなら知っておくべき助成金・ローンの新常識
2017/06/04
築1年
家を買おう!と思ったとき、まずチェックすることといえば「住宅ローン」と「助成金」。住宅ローンは金額が大きく、返済も長期にわたるものなの。少しでもおトクになるようなローンの選び方、返済の仕方など、よーく調べておきたいものです。そこで、ローンを組む際の注意点や、助成金について、今、知っておきたい新常識を、専門家に教えてもらいました。
新常識1
店頭の金利が自分に適用されるとは限らない!!
複数の金融機関に同時にローンの申し込みをしよう
店頭に表示されている金利がそのまま適用されるわけではありません。実際の金利や借りられる額は審査を受けないとわからないので、できれば複数の金融機関に同時に申し込んで、いちばんおトクなものを選ぶようにしましょう
金利で比べず、総返済額での比較が大事
つい目先の金利や毎月の返済額にばかり目が行きがちですが、当初はおトクでも途中から金利が上がるローンもあるので、比較をする場合には総返済額を計算することが大事です
新常識2
物件で大事なのは、設備より、立地と価格
複数の不動産業者に話を聞き、信頼できる所を選びましょう
金融機関同様に複数の不動産業者から話を聞くことが大切。内装や設備の良さばかりアピールせず、立地や価格など、譲れないポイントを汲み取ってくれる不動産業者を選びましょう
いざというときに、高く売れる立地や建物を選ぶ
買うときは一生住むつもりでも、いつ何が起こるかわかりません。いざ売ることになった場合、やはり立地がいいもの、きちんと管理されている物件は高く売ることができます
新常識3
知る人ぞ知る給付金や自治体ごとの助成制度も
住まい給付金や若者優遇の補助金をチェック
どんな給付金制度があるか、都道府県、市町村ごとに違うので要チェック! 今年度は国の制度として「若者(40歳未満)の中古住宅取得時のエコリフォーム補助金」が新たに追加
制度に詳しい不動産業者を探すのがコツ!
制度がどんどん変わるので、その地域の助成制度にはどんなものがあるのか、税制優遇措置にどんなものがあるのかなど、具体的に質問し、詳しく教えてくれる業者を選んで
以上! 家は金額が大きいだけに、小さな差額に鈍感になりがちだったりもするので、よーくチェックしたいですね。
参照:『サンキュ!』6月号「家にまつわるお金のすべて」より一部抜粋 監修/宮内創平、長嶋修、取材/秋山由紀、文/田谷峰子
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