高収入じゃなくても貯蓄1億を目指せる妻のマネジメント力
2016/05/24
Mさん(43歳)は夫、長男、二男の4人家族。
手取り月収はMさんが25万、夫が16~17万円で、実は一家の大黒柱。20歳の頃から看護師として働き、30歳の時点で貯蓄1000万円を達成していたMさんですが、妻が大黒柱だと、妊娠・出産の産休で収入が激減します。
育休手当は給与の3割程度、職場復帰後は忙しくて細かい家計管理も節約もできない。
そんな時期を乗り越えながらも繰り上げ返済でマンションのローンを完済し、ふたたび貯蓄1000万円も達成。
そんなMさんのやりくり術や、逆転夫婦の円満の秘訣、夫の内助の功を引き出す「妻のマネジメント力」を探りました。
Q.忙しくて細かい家計管理ができないときは?
A.シンプルルールで1000万円達成
現金管理は月8万円の手元のやりくり費のみ。それを食費や日用品費とし、余った分を自分の小遣いにするそれ以外は口座引き落としとし、管理する手間はなし!口座に100万円貯まったら定期預金にして引き出せないようにする
Q.ストレスフリーに貯められるコツは?
A.年に一度の海外旅行で家族もムダづかいなし
貯めるだけではなく人生の楽しみも大事。グアムやサイパンなどの海外旅行にもほぼ毎年出かけます。早割りを活用すればお得だし、楽しみに待つ時間が長く続くから、その楽しみのために夫も子どもたちもムダ遣いしないようにがんばれます
Q.逆転夫婦の円満の秘訣は?
A.夫が家事をしてくれたら「ありがとう」「パパ上手」とほめること。
夫の役目であるお風呂やトイレ掃除でちょっと汚いときがあっても、ガマン。なぜなら、一度でも手伝ってあげたら、夫が甘えてしまうから!そうやって押したり引いたりしながら家事を負担してもらっています
最後に・・・
「家族の命運を握っているのは私。でも夫がいるから私も安心して働けると感謝しています。一人でがんばりすぎず、うまく家族の協力を得ながら貯蓄を殖やし、今は1億円を目指しています! そのためには家族がお金に困らないよう、野心や冒険心は捨て、コツコツ働いて安定した生活を続けること」
とMさんは語っていました。
いかがですか。希望は誰でも持てますが、実行するとしないは大違い。あなたも「1億円貯蓄」、できそうじゃないですか?
参照:『サンキュ!』5月号「やりくり力に欠かせない一生使える力はこの5つだとわかりました」より一部抜粋 イラスト/上路ナオ子、取材/平井裕子、文/田谷峰子
『サンキュ!』最新号の詳細はこちら!