貯蓄が成功して夢が叶う「年間MONEY PLAN」のススメ
2017/01/30
2017年初の月末。月々の支出をどうにかしようと考えがちですが、貯蓄を成功させ、夢を実現させた人たちは、お金を年間でとらえています。なぜなら、貯蓄のカギを握るのは急な出費である「特別出費」であり、それを正確に見積もるには1年分の支出を見通す必要があるから。そんなお金年間計画のコツとメリットをご紹介します!年間MONEY PLANとは、月々の出費以外の「支出」」「金額」「時期」「内容」=特別出費を把握すること
=月収の行き先は大きくわけて3つ=
1「貯蓄」
教育費、老後資金など「いつか使うため」に長期で備えるお金
2「月々の出費」
住居費、水道・光熱費、食費など、毎月の生活に必ず必要になる支出。なるべく変動のないようにシンプルにに費目立てするのがポイント!
3「特別出費」
月々の出費から出すと家計がくずれて困るお金。
例えば、急な家電の買い替え費や、けがの治療費、予防注射など、臨時出費に対応できるお金、家族旅行や誕生日プレゼントなどの季節の行事費、毎月買わない洋服費、「やりたいこと」を実行するお金などは、年間で予算化すると、家計全体を把握でき、夢を叶えながら貯まる家計が作れます!
~年間MONEY PLANを立てると起こるいいこと~
1.目標額を確実に貯められる
先取り貯蓄をしていても臨時出費でくずれていては先行き不透明に。年間でかかる支出をきちんと予算化すればくずれない貯蓄計画が立てられます。
2.「やりたいこと」「欲しい物」をあきらめなくなる
年間でかかる支出を見渡すと「削れるもの」「削れないもの」が浮き彫りになり、叶えたい夢の予算を確保するために自然と支出にメリハリがつきます。
3.家族とお金のことでギクシャクしなくなる
先読みして年間で計上しておけば、例えば夫や子どもから急に「これ買って」と頼まれてもストレスなく支払え、やりくりに影響が出ないようになります。
4.家計や家の中のムダに気づける
年間で考えると服や必需品の買い方や必要量も見直せるようになり、見落としていた固定費のムダにも気づけるようになります。
5.将来への漠然とした不安がなくなる
「貯蓄」「月々の生活費」「特別出費」を整理すると家計の全貌が把握でき、優先して取り込むべきこともわかります。
6.夫婦で家計を共有しやすくなる
「今月や○○円貯蓄できそう」「わが家は1カ月○○円必要」など数字に落とし込むことで、家計に無関心な夫も理解しやすくなります。
7.1年、5年、10年先まで見通せるようになる
1年間の貯蓄や支出を見通せれば、さらに長いスパンでも考えられるようになります。先々に備えて早めに行動する習慣で、より実りある将来を手に入れられます!
8.緊急時にもブレない強い家計になる
急な入院や冠婚葬祭など、予想外な出費に備える“年間予備費”も特別出費に加算しておくことで、貯蓄をくずすことなく乗り切れるようになります。
いかがでしたか? 特別出費を制する者が、家計と暮らしを制すると言います。月ごとに特別出費を書き出すだけでも大きな一歩。生活にかかるお金、将来のための貯蓄を明確にすることで家計全体を把握して、夢を叶えながら貯まる家計をつくりましょう!
参照:『サンキュ!』1月号「夢を叶える年間お金計画2017」より一部抜粋 イラスト/ミヤタチカ、文/田谷峰子
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