1000万円貯蓄をめざす人がやっていること
2017/10/31
普通の主婦で1000万円以上貯めている人も少なくない時代。『サンキュ!』では、今まさに1000万円貯蓄をめざしている3人の読者の“貯め活”を拝見! ゆるぎなく貯め続けるための秘訣が見えてきました。
ayuさんの場合・その1 “使える情報”を積極的に取り入れてお金を増やした!
結婚4年目のayuさん<仮名>は、新聞を中心に、最新の経済ニュースやお得情報を小まめにチェック。「情報を“知っている”だけではお金は殖えないから、とりあえずすぐやってみること! 格安スマホもやってみたら月6000円も減って、その分貯蓄に回せました。また、クレジットカードも買い物に便利でポイント還元率の高いものだけに絞って、財布もすっきりさせています」
予算は半透明の袋で分けると、残金がひと目でわかりやすい!
「生きるための知恵」として、マネー本もじっくり読みます
ayuさんの場合・その2 シンプルやりくりと、部屋の片づけでムダ買い防止に
お金のことばかり考え続けると、長続きしないと気づいたayuさん。「家計簿をつけるのは毎朝5分だけ。お金の流れを把握するだけでも、ムダ買いを抑えられます。また、部屋を片づけて物を減らすと、頭の中もクリアーに。本当に必要なものが明確になって、必要以上に物を買わなくなりました」
福室真由子さんの場合・その1 明確な目標を持つことでマイペースで貯め続けられた!
結婚当初、月収18万円台でも月7万円ペースで貯蓄し、結婚5年目にマイホームを購入。それでもさらにコツコツ貯め続け、7年目で貯蓄900万円を突破。「家も買って、子どもも3人に増えたけど、生活サイズは結婚当初と変わらずミニマムなまま。幼稚園に入る前など余裕があるときに先読みして、教育費やレジャー費を確保しているから、支出が増えても貯蓄をキープし続けられました」
ノートにレシートを貼った超簡単な家計管理だから長続き!
福室真由子さんの場合・その2 メリハリのあるお金使いで、ストレスをためない!
ふだんの生活はミニマムですが、あまり頑張りすぎるとストレスがたまってしまうもの。「年1回は遠出の家族旅行に出かけて、思い切り満喫します。やりくりを頑張った分、予算を気にせず楽しめるごほうびがあるから、やる気が高まります。また、夫婦それぞれの美容代や嗜好品代は小遣いでまかなうのがわが家のルール。夫が使いすぎていても、家計に影響がないのでストレスもたまりません」
旅行のときには、思い切りお金を使って満足度を高める!
こりゃさんの場合・その1 さまざまなやりくり方法を試し、4年で500万円貯蓄を達成!
共働きで、夫婦とも浪費家だったというこりゃさん<仮名>。双子の子どもが生まれ、貯蓄が1桁になって初めて本気で家計と向き合うことに。「最初は経済観念が薄い夫と衝突しましたが、ライフプランを見せながらじっくり話し合いました。手当たりしだいにやりくり方法を試し、自分に合うものをピックアップ。だんだん家計のムダが削られて、年100万円貯められたときは感激しました!」
生活費は月1回下ろすだけ」を徹底したら、ムダ使いが激減!
こりゃさんの場合・その2 固定費を見直し、「お金に働いてもらう」方法も取り入れる!
通信費、保険は、頻繁により安くてお得なプランが更新されているので、年1回は見直しして、さらにムダをカット。「やりくりを学ぶうち、お金は使い方しだい増やすこともできると知り、投資も少しずつ実践中です。ふるさと納税で、住民税が節税できたのも貯蓄につながっています」
ふるさと納税で、肉類を大量にゲット! 食費が浮きました
年収が低くても、元浪費家でも、1000万円貯蓄という目標を掲げることで、確実に貯め活のモチベーションが高まります。「うちにはムリ!」と最初からあきらめず、まずは目標を持ってチャレンジしてみては?
参照:『サンキュ!』11月号「私たちも1000万円やりくら~目指してこう貯めてます!」より一部抜粋。掲載している情報は17年9月現在のものです。
撮影/大森忠明、林ひろし、文/M原(『サンキュ!』編集部)
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