床が見えない家はお金が逃げる!?「リビングの床」の片づけ方3STEP

2018/10/14

長い時間過ごすリビングが汚いと家事もやりにくく、ストレスがたまる一方。そのストレスでムダな出費も増えます。床が完全に見えなくなる前に、早めに手を打ちましょう。

こんなリビングは貯まらない

□ 読まない本や雑誌が高く積まれている
□ やたらと紙袋や段ボール箱が多い
□ 服やバッグも床に置きっ放し
□ 掃除機がかけづらい
□ 物が邪魔で座れない

ものが多く、必要なものと不要なものが混在。すると、自分にとって何が必要かがわからなくなり、余計なものまで買って出費増!

リビングを片づける「3つのステップ」

リビングには、家族とともに日用品やおもちゃなど、あらゆるものが集まります。それで無意識に床置きしがちですが、本当に大事なものは床に置きっ放しにしないもの。床を片づけてものを減らすと劇的な変化が起こります。必要なものだけを残すと部屋がスッキリし、その快適さをキープしようと、余計なものを買わなくなります。

1.床置きのものを1カ所に集める

下のリストを参考に、リビングの床に置いているものを全部1カ所に集めましょう。散乱している「もの」だけでなく、物置化しているミニテーブルや収納ボックスも集めるのがポイント。安易にものの置き場をつくるとよけいなものも増える一方。床置きのものは極力減らすのが正解!

*つい床に置いちゃうものリスト
■ 新聞紙・雑誌・カタログ類
■ 捨てるつもりのボトル類
■ 使ってないミニテーブル
■ 使ったあとのアイロン台
■ オブジェ化してるおもちゃ
■ 何か入ってる箱
■ 外出で使った紙袋
■ 買ったことを忘れた食品や日用品が入ったレジ袋
■ 使ったバッグやランドセルたち
■ 脱ぎ捨ててある衣類

2.不用品を処分する

次に、リビングに置いておく必要がないものを撤去しましょう。集めたものを、残す、処分、保留(迷うもの)の3つに分類。多すぎる紙袋のストックや古いカタログなど、明らかにいらないものはこの際処分!保留にしたものは段ボール箱などに入れて別室に移し、期限を決めて保管を。この方法で、自分にとって本当に必要なものだけ残しましょう。

3.残したものを床から移動する

2で残したものは決して床置きしないよう、棚など収納場所を決めましょう。そのとき、リビングに置くべきかも、もう一度考えるのがポイントです。

下の例のように別の場所にしまえるものや置き場があるものはそちらに移動させ、床の上には家具以外のものは何もない状態に整えましょう。

*リビングの床から移動できるもの
● 本・雑誌➡ 本棚へ
● 食材や水➡ キッチンへ
● 洋服➡ クローゼットへ
● おもちゃ➡ 子どもスペースへ

床の上の物を整理するだけで、家事がしやすくなり、ストレスもグッと軽減。床だけなら掃除の負担も軽いので、片づけが苦手な人もぜひやってみましょう。

<教えてくれた人>
市居愛さん(家計整理アドバイザー)
夫婦無職でお金がないピンチを脱した経験から、お金の通り道を整えて貯める方法論を考案。主婦を中心にアドバイスを行い、4000人以上をサポート。著書に『お金を整える』(サンマーク出版)など。2児の母。

参照:『サンキュ!』10月号別冊付録「まんがでわかる!お金が貯まる片づけ 完全ガイド」より。掲載している情報は18年8月現在のものです。構成/竹下美穂子 取材・文/神坐陽子 編集/サンキュ!編集部

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