食費を節約したいというかたは多いと思いますが、お腹いっぱい食べたいし…どうやって節約していいかわからない!というかたも多いのではないでしょうか?
夫、妻、幼児食とはいえ大盛り食べる娘の家族3人で、ひと月当たり食費2万円でやりくりする原こさんにスーパーで買わないもの4選を教えてもらいました。

1、ジュースやコーヒーなどの嗜好飲料
甘いジュースや缶コーヒーを常備しているというかたは多いですよね。
小さいサイズのペットボトルは割高でもったいないからと、大きいサイズのペットボトルや紙パックのジュースを購入し、炭酸がなくなってしまったり賞味期限が切れてしまうという経験をしたことはありませんか?
以前、私がまさにそうだったのですが、おいしく飲めないものを捨てるのはもったいなく思い、味のついた飲み物や甘いものが飲みたいときは紅茶かコーヒーを家でつくることを習慣に。
我慢ばかりでは続かないので、どうしても炭酸が飲みたい!というときは小さいサイズのペットボトルを購入し、飲み切るようにするとよいですよ。
2、鶏もも肉
焼くだけでも食べられて、いろんなお料理に使用できる鶏もも肉は重宝しますが、わが家では鶏もも肉は購入せず、低価格でヘルシーな鶏むね肉で代用しています。
パサつきがちな鶏むね肉ですが、ぜひひと手間加えてみてください。
鶏むね肉を購入した際に、鶏むね肉1枚に対して、
・砂糖小さじ 1/2
・酒大さじ 1/2
・塩 少々
・マヨネーズ 大さじ1/2
を揉みこんでおけばお肉がしっとりします。
がっつり食べたいときは味つけを濃い目にすれば、安い鶏むね肉でも鶏もも肉に負けないくらい満足できます。
3、中華料理の素
麻婆豆腐の素、青椒肉絲の素、回鍋肉の素…中華の素は簡単に本格的な料理をつくることができ、非常に便利ですよね。
しかし、レシピを調べてみると素を使わずに、家にある調味料でまかなえることも。自宅にある調味料を使う方が安上がりなので、節約になります。味つけに手間はかかりますが、辛さや濃さを調整できるメリットもありますよ。
4、急に値上がりした野菜
献立を立ててからお買い物に行くと、買おうと思っていた野菜が値上がりしている!なんてことも。
ブロッコリーが高い、にんじんが高い…そんなときは思い切って買うのをやめましょう。
代わりに、旬の食材で安くなっているものや、価格の変動が少ないもやしやきのこ類を購入します。
一生懸命立てた献立を、その場で変えるなんて器用なことはできないというかたもいらっしゃるのかもしれません。そんなときにも、何か代用品を買っておけばあとはレシピ検索サイトに身をゆだねられます。
また、代用品では困るものは冷凍コーナーをのぞいてみると、大容量で低価格のものが見つかるケースもあるので、そちらも活用するのがおすすめです。
塵も積もれば山となる
今回ご紹介させていただいたものは、1回のお買い物では数十円、数百円の節約にしかならないかもしれません。
ですが、1週間、1カ月と長い目で見ることによって数千円、数万円の差になります。
節約=我慢ではなく、節約=工夫になるように、ライフスタイルにあわせて続けられる節約術を見つけて実践してみてくださいね。
■執筆/原こさん…家族3人で1月2万円の食費でやりくりする主婦。節約しすぎでお買い物が嫌だった時期を乗り越え、節約しながら心も身体も満たせる毎日をまだまだ模索中。
インスタグラムはkoma_ctrs。
編集/サンキュ!編集部