ドカンと貯めたいなら「固定費」を削るのが近道だ!

2022/03/03

お金を貯めたい人が、まず見直すべきは「固定費」。一度見直せば効果が大きく、ほったらかしで節約できるので効率的です。実際に、年100 万円以上貯めた人たちがやっている「固定費節約テク」をご紹介します。

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通信費

通信費は、貯めている人のほとんどがまず手をつける費目。格安スマホへの乗り換えで料金が半額以下になるという例もあります。大手キャリアや固定電話でも不要なサービスやデータ通信を見直すだけで、年数万円の貯蓄につながります。

<通信費の節約方法>
●格安スマホにトライ
格安スマホに乗り気でない夫は強制せず、先に私だけ乗り換え。月4500円も安くなり、使い心地もいいことを伝えると夫も納得。その分外食に行こうと乗り換えてくれました!(『サンキュ!』読者/トマさん)

●不要なオプションをカット
固定電話の契約内容について電話で確認したところ、キャッチホン、転送、3者間通話など使っていないオプションが発覚。すべてはずしたら、月約900円の節約に!(『サンキュ!』読者/栗林景子さん)

●最安プランを選択
ショップで契約の詳細を確認し、不要なオプションを解約。料金の仕組みがわかり、格安スマホで問題ないとわかったので夫婦で乗り換え、月1.2万円も減らせました。(『サンキュ!』読者/岡林美輝さん)

車関連費

維持費がかかる車は、「こうでなければ」という思い込みを捨てれば見直しの選択肢も豊富。税金などが安い軽自動車や燃費のいいエコカーへの乗り換え、カーシェアリングなど、使用状況とコストが見合う形で選べば大きな節約に!

<車関連費の節約方法>
●思い切って売却することも視野に
週1しか乗らないなら、実家の車かレンタカーを借りればいいと、思い切って手放しました。負担だった保険料や車検、税金、駐車場代などが削れ、貯蓄が大幅アップ。(『サンキュ!』読者/今村望穂さん)

●こわだりを捨てた
軽自動車に乗り換えたら、税金、車検代、ガソリン代、高速代などあらゆる費用が激減。「レジャーは大型車!」と思っていたけど、軽でも充分楽しめます!(『サンキュ!』読者/栗林景子さん)

住居費

家賃や住宅ローンは、簡単には下げられず、家計にも大きく影響。でも、あえて新築にこだわらない、公営住宅などで家賃を抑えるなど、同じ広さや条件でも、より毎月の負担が少ないほうを選べば、その分ドカッと貯蓄できます。

<住居費の節約方法>
●安い物件に引っ越しをした
以前は家賃が高いのが悩みだったので、社宅に引っ越し。多少不便で古い物件でも、月2.3万円も削減できたのは大きい。貯蓄を殖やせ、将来への安心感もアップ!(『サンキュ!』読者/ottmさん)

●あえて中古物件を選んだ
住宅は中古物件を選択。自分好みにリフォームしたので満足度は高く、返済額も月3.6万円と低め。新築だと狭くても月8万円以上のローンになるので、かなりお得!(『サンキュ!』読者/堀江麻衣さん)

電気代

ちまちまとプラグを抜いたり、電気のつけっ放しにイライラしなくても、電気代は下げられます。契約している基本プランや電力会社など、〝大本〞の見直しなら一度手続きしてしまえば、ほったらかしで節約でき、年間では大きな差に!

<電気代の節約方法>
●基本のアンペアを下げた
電気の契約アンペアを、40Aから30Aに変更したら、基本料金が数百円ダウン。ブレーカーが落ちないよう、節電を心がけたので、さらに電気代が下がりました。(サンキュ!アンバサダー/milanさん)

●電力会社を替えた
電力自由化の記事を読み、大手から地元の電力会社に替えたら、月500円ほど下がりました。さらに基本料金ゼロの会社を見つけたので乗り換えて月700円削減!(『サンキュ!』読者/岡林美輝さん)

通信料も電気代も、どんどんお得な選択肢が広がっている時代。固定費を見直すと、大きなムダに気づけるかもしれません。食費や交際費をチマチマ節約するよりも効果がありますよ。ぜひチェックしてみてください。

参照:『サンキュ!』4月号「ムリせず貯まる”最短ルート”、教えます!!」より。掲載している情報は19年2月現在のものです。構成/宮原元美 編集/サンキュ!編集部

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