年収は関係無し!老後貯蓄をしている人が増えています!実例紹介
2020/06/13
確実にやってくる老後の資金問題、ちゃんと考えていますか?今回は、老後貯蓄への大調査の結果&実例をご紹介します!年収が多い人だけではなく、年収500万円未満の人も、4割近くが老後資金を貯めているという事実がありました。
調査!老後資金のための対策をしている人※1
年収に比例して老後貯蓄の比率は高め。年収300万~500万円未満でも37%もの人がすでに備えているのは驚異的!年収に関係なく、老後資金を備える意識が高まっているよう。
※1 サンキュ!モニターアンケート (2020年2月実施 回答数198人)
この方法で老後に備えています!世帯年収360万円
・カキフライさん〈仮名〉(広島県 45歳)
長男(16歳)と2人家族。正社員として勤務。「2年半前に夫と別居したのを機に、先々を見通して貯蓄プランを見直ししました」。
【老後資金用貯蓄】月約9万3000円
企業型DC※2 月4万円
つみたてNISA 月約3万3000円
その他(保険など)月2万円
ファイナンシャル・プランナーに相談し、お1人さま老後になったときも見通して、この貯め方を選択。「つみたてNISAは、積立額の一部に楽天スーパーポイントを利用。60歳までに2000万円貯めるのが目標!」。
※2 企業型DC(企業型確定拠出年金)……企業が掛け金を毎月積み立て(拠出)し、従業員(加入者)が自ら年金資産の運用を行う制度。企業が掛け金を拠出するほか、一定の範囲内で従業員(加入者)の上乗せ拠出が可能。
この方法で老後に備えています!世帯年収580万円
・ゆうほさん〈仮名〉(東京都 39歳)
夫(39歳)、長女(6歳)の3人家族。妻は不定期でアルバイト。「老後貯蓄を始めて、老後に対する漠然とした不安が消えました」。
【老後資金用貯蓄】月4万2000円
iDeCo(夫)月1万2000円
iDeCo(妻)80万円運用
つみたてNISA 月3万円
「住宅資金と教育資金が目標額まで貯まったので、老後資金の備えを始めました」。妻名義のiDeCoは、前職のとき企業型DCで積み立てていたものを移換して運用しています。
この方法で老後に備えています!世帯年収900万円
・ayuさん〈仮名〉(神奈川県 36歳)
夫(36歳)、長男(6歳)、長女(3歳)の4人家族。妻は正社員。「家を買ったのを機に、夫と老後のお金について話し合うように」。
【老後資金用貯蓄】月9万7000円
つみたてNISA(夫)月3万3000円
つみたてNISA(妻)月1万円
企業型DC(妻)月2万7000円
その他(保険など)月2万7000円
「3人目の子どもも考えているので、教育資金や住宅ローンとのバランスを考えて、老後貯蓄を選びました」。いざというときは教育資金としても使えることも考慮して、引き出しやすいつみたてNISAを利用。
*投資は元本保証がありません。損失のリスクも含めて検討し、自己責任のうえで行ってください。
参照:『サンキュ!』2020年6月号「収入と貯蓄大調査」より。掲載している情報は2020年4月現在のものです。構成/宮原元美 取材・文/村越克子 編集/サンキュ!編集部
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