年収が下がっても幸せに暮らすためのヒント9
2020/06/13
「収入はいくらあってもたりない」と思っていても、いつ状況が変わって収入が下がらないとも限りません。家計を守り、貯め続けていくには何が必要?年収300万円台の貯め達人たちの「お金への向き合い方」にはそのヒントが満載でした!
<年収300万円台の貯め達人たち>
・減収にめげず、前向きやりくりを実践
サンキュ!アンバサダー Eさん(千葉県 33歳)
夫(35歳)、長男(7歳)、二男(5歳)の4人家族。夫の減収を機に部屋を整え、貯まる家計に。
●世帯年収 398万円
●年貯蓄額 100万円
・元赤字家計から、貯め体質に変身!
『サンキュ!』読者 Mさん(北海道 35歳)
夫(36歳)、長男(7歳)、二男(5歳)、長女(3歳)の5人家族。専業主婦になってから家計を改善。
●世帯年収 370万円
●年貯蓄額 100万円
・子ども3人でも、年150万円貯めている
『サンキュ!』読者 Oさん(島根県 33歳)
夫(33歳)、長女(11歳)、二女(8歳)、長男(4歳)の5人家族。月収30万円で月12万円超を貯蓄。
●世帯年収 360万円
●年貯蓄額 152万円
・シンママの一馬力でも、貯蓄を殖やした!
サンキュ!アンバサダー Kさん(千葉県 45歳)
長男(12歳)の2人家族。18年度「10万円貯めて10万円もらおう」コンテストで大賞を受賞。
●世帯年収 300万円
●年貯蓄額 115万円
・専業主婦になっても、年100万円超貯めた!
サンキュ!アンバサダー Hさん(神奈川県 38歳)
夫(38歳)、長男(8歳)、長女(2歳)の4人家族。妻が仕事を辞めて減収になっても、貯蓄をキープ。
●世帯年収 318万円
●年貯蓄額 130万円
1 趣味は暮らしの活力
(サンキュ!アンバサダー Hさん)
限られた収入でも、趣味はあきらめません。バイク好きな夫は、フリマアプリでプチ稼ぎをして部品を買い、私は自宅に置いた電動ろくろで陶芸を。お楽しみがあるからこそ、やりくりにも前向きに取り組めます。
2 暮らしの満足度=お金や物ではない
(サンキュ!アンバサダー Eさん)
「お金や物がないと満足しない」という考えはもったいない!日々を楽しくするアイデアを家族みんなで考え、行動している今のほうが、収入が多かったころより目の前の生活を大切に、濃厚に過ごせていると思います。
3 お金を気持ちよく使う!
(サンキュ!アンバサダー Kさん)
「節約しなきゃ」と思いながら、妥協してお金を使うと、モヤモヤ&後悔が残るだけ。"わが家の使えるお金"を知り、その中で、本当に納得いく物にお金を使ったほうが気持ちよく、満足度も高まります。
4 「家族が幸せに思うこと」を常に探る
(『サンキュ!』読者 Mさん)
「お金を使わないために外食しない」は、ストレスのもと。例えば、家でキャンプごっこやホットプレートパーティをやると、子どもは大喜び。私も食事作りがラクになるなど、みんながハッピーに!家族を基準に考えれば、やりくりが楽しくなります。
5 お金は、自分が楽しむことを応援してくれる親友
(『サンキュ!』読者 Oさん)
以前は、お金は「楽しみと引き換えるためのツール」と考え、お金がないことに焦っていました。でも、「何のために貯めるのか」がハッキリしたら、お金は「暮らしを応援してくれる親友のような存在」に。自分の上でも下でもない対等な立場で、感謝の気持ちを持ってお金とつきあうと決めたら、将来にも不安はありません。
6 「わが家の枠」を知ること。背伸びはしない
(『サンキュ!』読者 Mさん)
赤字を改善し、「予算はこれだけ」を意識したら、意外と暮らしていけるとわかりました。今まで買っていた物の半分はなくてもいい物。背伸びをやめたら、自然と貯まる家計に!
7 時間もお金も有限。だから人と比べない
(サンキュ!アンバサダー Eさん)
SNSなどを見て人の生活と比較ばかりしていると、満足度のモノサシは安易に変わってしまうなと実感。人生の時間やお金には限りがあるのだから、情報に振り回されるのは損。モノサシは常に「家族の幸せ」で考えるようにしています。
8 自分を幸せにできるのは、だれでもない。自分自身だ
(『サンキュ!』読者 Oさん)
お金がないことを環境やだれかのせいにしても仕方ない。だれかの意見をあてにしたりしても、それが幸せかどうかは、自分にしかわかりません。人に正解を求めるのではなく、「自分が思ったことが正解」と信じて、やりくりに取り組んでいます。
9 上を見ても、下を見ても、キリがない
(サンキュ!アンバサダー Hさん)
減収がつらいと感じたり、周囲をうらやましく思うときもありましたが、表面的なところだけを見て、上や下と比べてもキリがないと実感。「今頑張っている自分」を認めたら、満足ゆくお金づかいができるように!
※世帯年収はすべて手取り額です。
参照:『サンキュ!』2020年6月号「収入と貯蓄大調査」より。掲載している情報は2020年4月現在のものです。構成・文/宮原元美 編集/サンキュ!編集部
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