できない作り置きはしない!6つの割り切りルールで食費5000円減!
2020/06/29
料理は毎日するからこそ、がんばりすぎないのが秘訣!手作りにこだわりすぎず、柔軟に冷凍食品や市販品を活用したら食費が浮くようになりました。メリハリある割り切りルールと、1週間の献立をご紹介します。
<教えてくれた人>
サンキュ!読者 Oさん(北海道 35歳)
夫(36歳)、子ども3人の5人家族。買い物は、おなかがいっぱいのときに行き、買いすぎを予防し、食材ロスゼロを徹底中!
1 ゆでるのがイヤな野菜は、冷凍品しか買わない!
ゆでるのを後回しにして、腐らせがちな青菜やブロッコリーは、冷凍野菜を常備しておくほうが合理的。下処理済みで、必要なときに使いたい量だけ使えるのでムダなし。
2 半端に残った野菜の使いみちは、「みそ汁の具」に一本化
使い残した野菜で料理を考えるのは苦痛なもの。半端野菜はみそ汁の具にすると決めておけば、みそ汁の具も考えなくてすむから、超ラクチン!
3 できないくらいなら作り置きはしない
「作り置きがあれば食事作りがラクになるかも!」と食材を買い込んでも、結局は使いこなせずムダにすることに。作り置きをやめたら、むしろ食材のロスもストレスもゼロに!
4 揚げもの用の食材はもう買わない!総菜でよし!
卵液やパン粉は余るし、揚げ油の処理はおっくうだし……。なにかと面倒な揚げものは、作るのをやめることに。揚げもの用に買っても使わない食材が、冷凍室で化石化することもなくなった!
岡林さんが作るのをやめたもの
●えびフライ
●天ぷら
●コロッケ
●カツなど
5 買い物メモにある物以外の売り場には行かない!
予定外の物を買わないように、1週間の献立に必要な物をメモしてから買い物へ。生の野菜はハーフサイズや使い切れる分だけ購入!
岡林さんが買った物1週間分
A 朝ごはん用
B お助け食材
C メイン食材
D その他
E 野菜
6 がんばりすぎない献立にすれば、食材を使い切れる!
週1回は麺、子どもがいる週末は市販品に頼り切る、食材が尽きたら缶詰や冷凍食品をフル活用……。ラクな献立をルーティン化すれば食材のロスはなく、ストレス外食も防げる!
【1日目 水曜日】パパの休みはホットプレートごはん!
●ジンギスカン
材料をホットプレートにのせたら、あとはセルフで。調理はほぼなしだから、超ラクチン。
【2日目 木曜日】いたむ前に食べちゃう!魚定食の日
●焼き魚
●みそ汁
●にんじん、大根、鶏肉の煮もの
グリルで焼くだけの魚に、あり合わせの野菜と鶏肉の煮もの、みそ汁を添えれば完成!
【3日目 金曜日】「お疲れMAX」だから麺に頼る!
●ミートソーススパゲティ
●みそ汁
ミートソースさえ作れば、あとはパスタをゆでてかけるだけ!子どもは喜ぶし手抜き感はゼロ!
【4日目 土曜日】子どもの相手でぐったり!市販品トリプルデー
●炊き込みご飯
●温めるだけシュウマイ
●豚汁
炊き込みご飯の素、シュウマイ、豚汁の素を使えば、バランスよさげな献立が疲れていてもすぐできる。
【5日目 日曜日】ぐったり……な日曜日は、総菜のカツに任せた!
●カツ丼
●みそ汁
総菜のとんカツを煮て卵でとじて、ラクうまなカツ丼に。家族みんな大好きだから満足感も上々。
【6日目 月曜日】週初めくらいがんばる!冷凍肉を炒める日
●鶏マヨポン酢炒め
●さつまいもの煮もの
●みそ汁
鶏肉を炒めて、マヨネーズ、ポン酢しょうゆとあえるだけ。万能ねぎをたっぷりのせるか、あえれば、見栄えgood。
【7日目 火曜日】買い物前日、食材が尽きた!缶詰と冷凍野菜の日
●さばのみそ煮缶
●みそ汁
●冷凍ほうれん草とコーンの炒めもの
常備する缶詰と冷凍野菜をフル活用すれば、冷蔵庫がからっぽでもなんとかなる!
非常事態宣言発令!そのとき、岡林家の買い物は?
「基本的に買う物はいつもと同じで、卵を1パック多く買っていたくらい。あとは、体調をくずしたとき用に一口ゼリーなどを買いました!」。
卵を買いすぎちゃったらいり卵にして冷凍室へ
多めに買った卵がだぶついたら、酒、砂糖、塩で味をつけたいり卵にして冷凍室へ。ラーメンやご飯にのせて、おいしく使い切れました。
おやつは、ファミリーパックやミニおにぎりに
おやつ代が増えそうだったので、メルカリの半額還元キャンペーンを狙いました。ほかにもいろんな味が楽しめてお得なファミリーパックや小さいおにぎりで乗り切った!
参照:『サンキュ!』2020年7月号「食材ロス0で、食費マイナス5000円!」より。掲載している情報は2020年5月現在のものです。撮影/小林キユウ 調理・取材・文/渡辺ゆき 編集/サンキュ!編集部
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