やせやすい体をつくるには姿勢が8割!太りやすく痩せにくいデブ姿勢はこれだ!
2021/03/23
好きな食べ物を我慢したり、少量しか食べていないのに太る!という人も多いはず。実はそれは姿勢がくずれているせいなんです。まず姿勢を整えることから始めてみましょう。ボディラインをくずす悪習慣ともさようなら!
<教えてくれた人>
・フィットネスモデル とがわ愛さん
美しいボディラインをつくるメソッド「やせ筋トレ」の考案者として、メディアで幅広く活躍。自身のイラストによる著書『やせ筋トレ 姿勢リセット』(KADOKAWA)も大ヒット!
・監修 坂井建雄さん
順天堂大学保健医療学部特任教授。解剖学の教育、運動器の機能解剖学、医学史の研究と執筆に携わっている。著書に『標準解剖学』(医学書院)など多数。
やせるには、食事制限よりも、まず姿勢リセットを!
運動不足や長時間同じ姿勢を取る習慣が積み重なると、代謝を上げるための筋肉(=やせ筋)が怠けてしまい、姿勢がくずれて太りやすい体になります。このままでは、いくら食事制限を頑張ってもやせません!まずは、ストレッチと筋トレを組み合わせた「やせ筋トレ」で、デブ姿勢をリセットしましょう。姿勢が変わると、ストンとやせやすくなり、見た目も引き締まってスリムに見えます。特に、ぽっこりおなかや太ももの張りが気になる人にこそ効果的です。
「〇〇放し」の悪習慣がボディラインをくずす原因に
下記のような「放し」の姿勢が続くと、前ももの筋肉が硬くなって骨盤が前に引っ張られ、背骨が反れて、反り腰&猫背に。それがぽっこりおなかや垂れ尻など、ブヨブヨボディになる大きな原因なのです。
□座りっ放し
□寝ころびっ放し
□スマホ見っ放し
□パソコンさわりっ放し
これがデブ姿勢だ!!太りやすくて、やせにくい反り腰&猫背
デブ姿勢の原因となるこの骨&筋肉を狙い撃ちせよ!
姿勢を整え、やせやすい体に変えるためには、背骨と3つの筋肉にアプローチすることが重要です!
カチカチの背骨はデブ姿勢のもと。まずはここをゆるめよう!
首からお尻にかけてS字カーブを描いている背骨は、きれいな姿勢を保つための要。固まっている背骨がスムーズに動くようになれば、腹筋をきちんと使えるようになり、反り腰&猫背が改善。ぽっこりおなかもスッキリします。
二の腕、背中、裏ももの「やせ筋」を鍛えると、メリハリボディに!
二の腕がたるむと、肩が前に引っ張られて背中の筋肉が硬くなり、猫背になる原因に。また、太ももが張ることで反り腰になって、おなかもぽっこり。この3つの筋肉をピンポイントで動かせばメリハリボディに近づけます。
固まった背骨をはがしてぽっこり下腹を解消!キャット&カウ
背中を丸めて、カチカチに固まった背骨を1本1本はがすイメージを持つことで、反り腰&猫背を改善。腹筋が同時に鍛えられ、下がった内臓を引き上げてくれるから、ぽっこり下腹も解消でき、美姿勢をつくれる一石二鳥のエクササイズです。
STEP1 四つんばいになる
STEP2 息を吐きながら、背中を丸める
5秒キープ。
STEP3 息を吸いながら背中を反らす
(1)~(3)を5回×1セット目安。
※妊婦や通院中のかたは、医師に相談のうえポーズを行うようにしてください。筋肉や関節の強い痛みを感じたら、すぐにやめましょう。
参照:『サンキュ!』2021年4月号「やせやすい体をつくるには」より。掲載している情報は2021年2月現在のものです。指導・イラスト/とがわ愛 構成・文/宮原元美 編集/サンキュ!編集部
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