おなかポッコリ、タレ尻…実は腰が原因!?セルフチェック&改善策
2023/10/01
食生活は変わっていないのに、なんだか急にお腹がポッコリ、お尻が垂れてきたなんてことありませんか?
それ、「反り腰」が原因なこともあるんですよ。
反り腰のセルフチェックと改善策について、看護師・経絡ヨガ指導者としての知識を活かした記事を得意とするライターの薬膳ナースけいこさんに教えてもらいました。
反り腰とは?原因は?
反り腰とは、骨盤が前に傾いて腰が反った姿勢のことです。
この姿勢は、背中や太ももの筋肉を固くしてしまう反面、お腹やお尻の筋力を弱くしてしまうため、ポッコリお腹やタレ尻の原因になってしまいます。
反り腰を招く原因は、
1.長時間ハイヒールを履いている
2.長時間のデスクワーク時の座り方の癖
3.妊娠や肥満でお腹が出て、お腹を支えようとして腰をそらす
などが挙げられます。
反り腰セルフチェック
反り腰のセルフチェック方法は、次の2つです。
1.壁を使ったセルフチェック
身長を測る要領で、裸足になって壁にお尻と背中をつけてください。先にお尻が壁についた方は普段の姿勢が反り腰の可能性があります。
両方同時に壁につくのが理想的で、背中が先についた方は普段の姿勢が猫背になっている可能性があります。
2.仰向けに寝て行うセルフチェック
仰向けに寝て両手を体に沿わせます。そのまま手のひらを腰の下に入れます。すっぽり入る程度のすき間ならOK。
それ以上すき間がある場合は普段の姿勢が反り腰になっている可能性があります。
反り腰改善ヨガのポーズ
ヨガをするときは、痛みや違和感のない程度にポーズをとります。無理に手本と同じポーズをとろうとするのではなく、今の自分の柔軟性を受け入れながら徐々に伸ばしていきましょう。
猫のポーズ
四つん這いになって息を吐きながら、背中を丸めて腹部を真上に引き上げるように縮めて視線はお腹を見ます。
息を吸いながら元の姿勢に戻ります。
合蹠(がっせき)のポーズ
座って両足の裏を合わせます。息を吐きながら体を前に倒していきます。バンザイをするように両手を上げてもよいです。
反り腰によってボディラインが崩れるのは避けたいですよね。ですが、ひどくなるとO脚や腰痛を招くこともあるんです。悪化すれば医師などに相談するという選択肢をもちつつ、自分で予防改善できるセルフケアにも取り組んでみましょう。
■執筆/薬膳ナースけいこ…薬膳師/看護師/経絡ヨガ指導者/薬膳茶エバンジェリスト。知って活用、暮らしに溶け込む健康づくりをテーマに情報を発信中。Instagramは@keiko89zen。
編集/サンキュ!編集部