「乾燥を感じる前に」がポイント!オバ顔を一気に加速させる冬の乾燥を撃退する、化粧水の効果的な使い方
2021/11/01
冬になると気になる肌の乾燥。早めにケアしないと、しわやしみの原因にもなるとか! そうならないためには「乾燥を感じる前の保湿」が大事。そのワケと、保湿のポイントを美容ジャーナリストの鵜飼さんに聞きました。
肌の水分不足は見た目に影響!しわは小さなうちに早くケアして!
肌が乾燥しているというのは、肌の水分が足りていないということ。水分が足りていないと、しおれてみずみずしさを失った野菜のように、肌もしわになりやすく、いきいきした見た目にも影響してしまいます。
一度しわができると戻るのに時間がかかるのも、年齢を重ねた肌の特徴。寝じわなども、年齢とともに戻るのに時間がかかりますよね。まずはしわができないようにしっかり保湿をし、もしも小さなしわを見つけたら、すぐにいつもより丁寧に保湿して。ほうっておくと、長時間干さずに放置した洗濯もののようにしわが固まり、戻すのが大変に。
肌の乾燥はしみの原因にも!「保湿はくまなく、すみずみまで」を意識して
肌が乾燥すると、肌にすきまができて無防備になり、紫外線の影響を受けやすくなります。さらにしみのもとも刺激されるので、しみができやすい状態に。
そうならないためには、乾燥を感じる前に先回りして保湿ケアをすることが鉄則! よく、「のどが渇いたと感じた時にはすでに脱水状態にある」などと聞きますよね。肌も同じで、乾く前に補給しておくことが大切です。私は、強風の日の外出やエアコンのきいた室内で過ごす時は、いつもよりしっかりと保湿して挑みます。
ポイントは、ローションをくまなく、すみずみまで浸透させてすきまを作らないこと。基本はハンドプレスがいいですね。手のひらで自分の肌と対話できるので、今の状態がよく分かり、何をすべきか見えてきます。
化粧水は冬も冷やして使うと◎
化粧水を冷やして使うと、お手入れ時に毛穴をキュッと引き締めてくれるため、与えたうるおいをきちんと閉じこめてくれるメリットが。韓国ではマイ冷蔵庫で化粧水を冷やしているという人も多くいるなど、一般的なテクニックです。
お風呂上がりはバタバタ…「ひとまずローションだけでも」は死守して
子育て中だとお風呂上がりはバタバタして丁寧にケアできないということも。でも、洗いざらしの肌を無防備に放置する時間が長いほど、水分蒸発が進んでしまいます。バスルームにローションを置いておき、軽くタオルドライをしたらすぐに保湿できるように工夫してみて。それに、お風呂上がりは肌がやわらかくなじみもいいため、保湿にはおすすめのタイミング。ほかのケアをする余裕はなくても、ローションだけでもつけておくと安心です。
ローションをつけたコットンを肌に貼っておくのも、アイデアです。コットンだと、貼っている間にほかのことができるので、忙しくてもくまなく、すみずみまで保湿したい時におすすめです。
監修/鵜飼香子 編集/サンキュ!編集部