お腹が出るのは、脂肪のせいじゃなかった!「反り腰」を正せばお腹はへこむ!
2021/07/14
反り腰が原因で下腹部がぽっこりお腹に!なんと姿勢のくずれを整えれば腹囲がスッキリするんです♪ストレッチ系YouTuberのオガトレさんにおすすめのストレッチを教えてもらいました。まずは気軽にトライしてみて。
<教えてくれた人>
理学療法士 オガトレさん
病院やリハビリ勤務、トレーナー活動を経て、ストレッチ系YouTuberとして活躍。"体が硬い人をゼロにする"を目標に、悩み解消のストレッチ動画を日々配信。著書に『オガトレのおなか激やせストレッチ』(マキノ出版)など。
下腹がぽっこり出てしまう【反り腰】
こんな人は注意
□あおむけに寝て、腰の下に手を差し込み、引き出すと手がすっと抜ける
□あおむけに寝て、腰の下にこぶしがスッポリ入る
□立っているときの重心が前や左右どちらかに傾く
1 お腹の奥にある筋肉を伸ばす
反り腰になってしまうのは、お腹のいちばん奥にある「腹横筋」に力が入らず、抜けてしまうから。「腹横筋」を鍛えれば体幹が安定します。
あおむけに寝て両ひざを立て、腰に手の甲を当てる。お腹に力を入れて、腰で手の甲をつぶすように押す。
お腹に力を入れて腰で手の甲を押したまま、少しだけお尻を浮かし、30秒キープ。
むずかしい人は
腰と反対側の手を沿えて頭を上げると、腰に力が入りやすい。
2 前太ももの筋肉を伸ばす
太ももの前側にある「大腿直筋」が縮んで硬くなると、骨盤が前に倒れて反り腰に。前太ももをじっくり伸ばすことでぽっこり下腹を解消できます。
床に座り、左ひざを曲げて、右ひざを前に伸ばす。右手は体の後ろのほうにつき、左手は左太ももの前に置く。
曲げた左足をお尻のほうに近づける。左手で左太もものつけ根を押さえながら、浮いてきたお尻を床に近づけて30秒キープ。
※足を入れ替えて、反対側も同様に。
むずかしい人は
ひざが曲げにくい人は、お尻の下にバスタオルなどを敷いて。
3 前太ももと下腹の奥の筋肉を伸ばす
下腹の奥のほうにある「腸骨筋」が硬いのも、反り腰を引き起こす要因。このストレッチでは、前太ももと同時に伸ばすことができます。
右足を前に出して左ひざを床につき、片ひざ立ちになる。
両手を右ひざの上にのせて、上体を起こしたまま胸を張って体重を前にのせ、30秒キープ。
※足を入れ替えて、反対側も同様に。
FINISH!!姿勢がよくなった!
「短時間やっただけでも、反り腰が少し解消して、お腹がスッキリした感じ!家でも続けてみます」(足立逸美さん)
BEFORE
こぶしがスッポリ入る~!
AFTER
反り腰が解消!
私も2週間やってみた
『サンキュ!』読者ゴジママさん(40歳)
体重はほぼ変わっていないのに、下腹がへこみ、丸まっていた背中もスッと伸びるように。ストレッチだけで腹囲が減って驚きです!
BEFORE
AFTER
腹囲5cmダウン!
参照:『サンキュ!』2021年7月号「わたしたちアラフォーは、やせるよりもまず、お腹を凹ませたいんです!」より。掲載している情報は2021年5月現在のものです。撮影/横山翔平(t.cube) モデル/足立逸美(サンキュ!アンバサダー) イラスト/あかね大佐、kei 構成・文/宮原元美 編集/サンキュ!編集部