【乳がん早期発見のために】セルフチェックは生理開始後5~10日目がベスト!

2016/02/25

がん検診、受けてますか?


がんは誰でもなる可能性のある病気です。
でも、早期発見できれば治る可能性が高い病気でもあります。

 
とはいえ、手術や治療となれば、体への負担はもちろん、精神的にも経済的にも大きな負担がかかり、長く続くこともあります。
とくに女性特有のがんになると、治ったあとの体の面にも不安を感じますよね。


できる限り早く体の異変に気づくために
まずは“正しく”乳がんのセルフチェックを。

さまざまな角度で乳房のまわりの状態をさわって確認しましょう!
 


セルフチェックは生理開始後の5~10日目の時期がベストです。
月に1回でも自分でチェックすることで、“ふだんと違う乳房の状態”に気づくことができ、早期発見につながります。


1 鏡の前で
両腕を下げた状態、上げた状態でそれぞれ乳房の形や大きさに変化がないか? へこんだり、ひきつったりしていないかをチェックします。
また、乳頭をつまんで血のような分泌液が出ないかも確認しましょう


2 お風呂で
手に石けんをつけ、腕を上げて乳房の表面を渦巻きを描くようにさわり、しこりがないか確認します。
指先をわきの下に差し入れて、リンパ節がはれていないかもチェックしましょう

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3 ふとんの上で
あおむけになって背中の下に薄いクッションなどを敷きます。
右腕を上げたら左手の指の腹で右乳房の内側と外側をさわって、しこりがないかチェックします。左乳房も同様に行います

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セルフチェックだけでなく、検診を受けることも忘れずに。

 


Q.どこで受けられるの?
A.乳がんは乳腺科のある病院や検診センター子宮がんは婦人科、専門のクリニックでも受けられます


Q.費用は?
A.会社の検診や自治体の公費でも受けられますが、乳がんは40歳以上、子宮がんは20歳以上など条件があるので確認を。
任意で受ける場合はそれぞれ5000~1万円が目安です


Q.どれくらいの頻度で受診したらいい?
A.早期に見つけるなら年1回の検診がベターです。
自治体で行っている乳がん、子宮がん検診の助成対象は「2年に1回」というところがほとんどですが、
より早期に見つけようと思ったら、自己負担してでも1年に1回受けるのが理想的です

 
 
 

女性は我慢強く、子どもがいるとつい自分のことは後回しにしてしまいがち。
だからこそ、自分の体のちょっとした変化にも気づいてあげられるよう意識しながら、毎日を過ごしていきたいですね。
家族のためにも、自分自身を大切に・・・

 
 


参照:『サンキュ!』2月号「乳がん・子宮がんを早期発見するために」より一部抜粋 監修/島田菜穂子、イラスト/別府麻衣、取材/秋山由紀、文/田谷峰子
『サンキュ!』最新号の詳細はこちら

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