「チーズダイエット」って効果あるの?ポイントやおすすめレシピを紹介
2022/08/02
この記事では、「チーズ」がダイエットに向いているかについて解説しています。また、食べるときのポイントやレシピについても紹介しているので、ダイエット中のかたはぜひ参考にしてみて下さい。
なお、期待できる効果などについては個人差があります。過度(極端)なダイエットは避け、バランスのよい食事を心がけましょう。
チーズダイエットって可能?
乳製品の代表格であるチーズは、良質のタンパク質を含むことから「白い肉」とも呼ばれています。
チーズを日常の食事に取り入れるダイエット方法を、チーズダイエットと呼びます。チーズは、三大栄養素のなかでも糖質が少ない食材であるため、チーズを毎日の食事に上手に使えばダイエットが可能です。
チーズダイエットに期待できる効果
チーズは、カルシウムやたんぱく質などの栄養素を含んでいます。また、チーズは、脂肪がつきにくい、血糖値が上昇しにくいといった効果も期待できるといわれています。
ここからは、チーズダイエットで期待できる効果をいくつか紹介していきます。
脂肪がつきにくい
チーズには、短鎖・中鎖脂肪酸が含まれています。短鎖・中鎖脂肪酸は、他の脂肪酸に比べて体の中で燃えやすいという特徴があります。
その特徴のおかげで、チーズは体に脂肪がつきにくい食材といわれています。
カルシウムを補いやすい
チーズに含まれるカルシウムは、人間が生きていくうえで重要な栄養素の1つです。
とくにダイエットをする際、過度に食事制限をしてしまうと、カルシウム不足になってしまう恐れがあります。また、カルシウムが不足すると、骨量が減り骨粗しょう症になるリスクが高まるといわれています。
チーズを食べるだけで、手軽にカルシウムを補いやすいためダイエット中にはおすすめの食材です。
血糖値が上昇しにくい
人間は、食事をすると血糖値が上がります。その上がった血糖値を下げるために分泌されるホルモンは、血中の糖分を脂肪に変えてしまいます。
また空腹時に急にたくさん食べてしまうと、このホルモンが過剰に分泌されてしまい脂肪が蓄積されやすくなってしまいます。そして、それが肥満へとつながるといわれています。ダイエット中は、血糖値の上がり下がりが緩やかな食事を心がけるようにするとよいでしょう。
チーズは、糖質が少ない食材の1つです。食べても血糖値が上がりにくく、ダイエットには適した食材といわれています。
チーズダイエットをするときのポイント
チーズをダイエットで使用する際にはポイントがあります。また、チーズは過度に食べてしまったり、食べるタイミングを間違えたりするとダイエットに逆効果になってしまう可能性があるため注意が必要です。
ここからは、チーズダイエットをするときのポイントについて紹介します。
間食として食べる
糖質を多く含んだ甘いお菓子を食べることは、血糖値を急激にあげる原因となります。前述しましたが、血糖値が上昇することは肥満につながります。
ダイエット中は、なるべく甘いお菓子を間食に食べるのを控えましょう。どうしても間食をしたい場合は、間食にチーズを食べることをおすすめします。
チーズは、低糖質で血糖値が上がりにくい食材です。ダイエット中に間食をしたくなった際には、甘いお菓子の代わりにチーズを食べるとよいでしょう。
食べすぎに注意する
低糖質の食材だからといって、チーズを食べすぎることはおすすめしません。ダイエットをする際は、一食の摂取量を女性の1食分の目安となる500kcalほどに設定して、栄養バランスを考えた食事をするとよいでしょう。
しかし、チーズを食べすぎてしまうと摂取カロリーをオーバーしてしまいます。ダイエット中は、20gのチーズを1日2つほどにするとよいでしょう。
きのこや魚類といっしょに食べる
チーズに含まれているカルシウムは、ただ食べるだけでは体への吸収率があまりよくありません。カルシウムを体内に吸収しやすくするためには、きのこや魚類のようなビタミンDを含む食材をいっしょに食べるとよいでしょう。
ビタミンDは、腸管からのカルシウムの吸収を助けてくれる働きがあります。ビタミンDを含む食材をいっしょに食べることで、チーズの中に入っているカルシウムが体内に吸収しやすくなります。
チーズのおすすめレシピ
チーズをどのように料理に加えたらよいかわからないというかたもいるでしょう。次は、ダイエット中におすすめのチーズレシピを紹介します。
どれも、短時間でできる簡単レシピです。チーズでダイエットをしたいというかたは、ぜひ参考にしてください。
おすすめレシピ1:サーモンとクリームチーズの激旨漬け
こちらは、鮭とクリームチーズでつくる簡単レシピです。
ビタミンDを含む鮭とカルシウムを含むクリームチーズを合わせることで、カルシウムの吸収をよくしてくれます。ダイエットで不足しがちなカルシウムを効率的に摂取することが可能です。
おすすめレシピ2:ブロッコリーのごまチーズ和え
こちらは、ブロッコリーや粉チーズを使用したレシピです。
ブロッコリーは、不溶性食物繊維を含むことから噛み応えがあります。噛む回数を増やすことで、満腹中枢が働き食べすぎを防ぐことが可能です。
チーズとブロッコリーを合わせたブロッコリーのごまチーズ和えは、ダイエット中にはおすすめのレシピといえるでしょう。
おすすめレシピ3:椎茸の生ハムチーズ焼き
最後は、ダイエット中でも、お酒を楽しめる1品をつくりたいというかたにおすすめのレシピです。このレシピは、椎茸とチーズを合わせたものです。
ビタミンDを含む椎茸とチーズを合わせることで、カルシウムを効率よく摂取することが可能です。また、コレステロールの増加を防ぐ効果や血圧抑制効果を持つといわれているエリタデニンも含まれているため、健康的にチーズダイエットに取り組めます。
効果やポイントを知りチーズダイエットを試してみよう!
チーズは、栄養が偏りやすいダイエット中に積極的に摂取したい栄養素を含んでいます。だからといって、ダイエット中にたくさん食べすぎるのは、おすすめしません。
ダイエットにチーズを使う際は、この記事を参考にポイントをおさえながら行いましょう。チーズの体によい効果を引き出してくれる食材といっしょに料理をして、摂取するのもよいでしょう。
チーズに含まれる栄養素を考えながら健康的に痩せたいかたは、チーズダイエットをぜひ試してみてください。