無意識だから恐ろしい「太る習慣」はコレだ!

2017/10/03

1年中ダイエットしてるのに、ど~~~~~~~~してもやせないあなた。実は無意識に「太る悪習慣」を積み重ねてしまっているのかも!?「40歳を過ぎると本当にやせなくて。空気を吸っても太る気がします~(涙)」という『サンキュ!』読者のしーーばさん(42歳)。その生活をダイエット指導の永田孝行先生がチェック! 意外な落とし穴が……。

のんびり屋さんは太る

午前6時。「朝は1杯のコーヒーからスタート。ぼ~っとする時間が幸せなんです~」というしーーばさん。「せっかく早起きしているのに、ぼ~っとするのはもったいない。食事の支度の前に、心拍数が100~200まで上がる程度の軽い運動をしてみては? 交感神経が優位になり、脂肪が燃えやすくなります」(永田先生)。軽い運動としては、その場で大きく足踏みするだけでもOK。1分ほどで体がぽかぽかに!

ゆるい服は体もゆるませる!

午前8時45分。保育園で働くワーキングママのしーーばさんは動きやすいウエストゴムのスカートで出勤することが多いそう。一見ラクそうだけど……?「ゆったりした服は緊張感がなくなり、姿勢が悪くなることで呼吸が浅くなる傾向が。交感神経の働きも悪くなります。上下セパレートの服にして、ベルトをすることで“ウエスト”を意識する習慣をつけて」(永田先生)

「ながら食い」はおデブのもと!

午後2時半。「仕事から帰ったら、子どもと一緒におしゃべりしながらおやつタイム。気づくとスナック菓子1袋が空っぽに……」。ちょうど小腹がすく時間帯ですもんね。先生、いかがでしょう? 「おやつは食べてもいいんです。でもダラダラ食べがよくない。例えば5分間などと時間を区切ってゆっくり食べられる分を楽しんでください。ついつい食べすぎる早食いはダメですよ!」(永田先生)

フルーツの果糖はバカにできないっ

午後6時。家族の健康のために夕食後は必ずフルーツを食べているというしーーばさんですが……? 「デザートの果物は悪くありませんが、果糖、ショ糖など糖類が多いと太る原因に。甘いものより、酸味がありビタミンCも豊富なかんきつ類を選んでください」(永田先生)。これからの季節、かんきつ系の果物はたくさんお店に並びますしね。早速買いだわ!

飲み会のあとのラーメンは、完全アウト

とある日の夜11時。月に1~2回、飲み会に参加するお酒らぶ!なしーーばさん。「締めについつい炭水化物を食べたくなって……ガマンできないんです~」。わかる、わかりますよ……! なんか小腹がすいた「気」になっちゃうんですよね~。「これは完全にアウトです(笑)。食事開始後、約2時間で血糖値が下がってくる……このタイミングで人は“空腹”を感じるんです。飲み会ってだいたい2時間くらいですよね。なので締めのタイミングの空腹はいわば“まやかしの空腹”。デザートにシャーベットなど低カロリーの甘いものを食べて血糖値をちょこっと上げてあげればOK。炭水化物は避けましょう」(永田先生)


ふーむ、なるほど。無意識に積み重ねている習慣に、実は「おデブ」のもとがたっくさん潜んでいるんですね~。これを機に生活習慣を見直してみたしーーばさん、「今までの食べたい放題だった生活を反省。食べる量や内容をもう一度見つめ直して、生活を整えてみます」とやる気になっていました。生活習慣の見直しから始まるダイエット、40代からでもまだまだ間に合います!

参照:『サンキュ!』10月号「大人こそ、シンプルに暮らしを整えてやせる!」より一部抜粋
掲載している情報は17年8月現在のものです

監修/永田孝行(一般社団法人日本ダイエットスペシャリスト協会・理事長) 撮影/天野良子(TRON)、取材/福山雅美 文/竹下インコ(サンキュ!編集部)
『サンキュ!』最新号の詳細はこちら

関連するキーワード

 
 

PICK UP ピックアップ

TOPICS 人気トピックス

RECOMMEND