スムージーは胃腸の弱い人には不向き!?メリット/デメリットを解説!

2022/09/25

知人が間違ったダイエットで入院したのをきっかけに、真剣に栄養学とダイエットを学んだ、調理師でサンキュ!STYLEライターのacoです。

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数種類の果物や野菜の栄養素をコップ1杯で手軽にとれるスムージー。
非加熱だから食物繊維やビタミンやミネラルがそのままとれるので、ヘルシーな感じがして人気ですね。

そこで、注意したいポイントについてお話ししたいと思います。

ミキサーのメリット・デメリット

メリット

ミキサーを使うと、牛乳などの水分を足す必要がありますが、食材を丸ごと生かすためにもったりとした仕上がりになります。

繊維質を多く含んでいるので、腸内環境を改善したいかたにとっては魅力的ですし、満腹感を得られやすいので朝食やおやつに向いています。

デメリット

食材を粉砕・撹拌する時に酸化してしまうために、新鮮さが長持ちしないので、作り置きはやめましょう。
朝作ってお昼のお弁当代わりに持っていく。というのは、本気でもったいないです。

おまけに、食物繊維が砕かれて消化吸収しやすくなるイメージがありますが、じつはしっかりと噛んで飲み込む方が栄養の吸収がよいんですよね。
よく噛んで唾液とよく混ぜ合わせることが消化の助けになるため、素材を丸飲みできるスムージーは胃腸が弱い人には不向きになります。

ジューサーのメリット・デメリット

メリット

野菜や果物のみで、手軽に100%のジュースをつくれます。
すりおろして搾るのであまり酸化しません。また、さらっとスッキリした仕上がりになります。
スムージーと違い繊維質がほとんど含まれていないため、胃腸が弱い人にも飲みやすいですね。

とくに【低速】ジューサーで搾り取った果汁は栄養素や酵素が破壊されにくく、手軽に酵素を体にとり入れられるそうです。

デメリット

水分だけを搾り出すので繊維質はとれず、仕上がりの量が少なめです。

そして残りカスの片づけが大変なうえに、もったいない感が大変です。
日常的に手作りパンを作るかたなら練りこんだり、工夫ができるのでしょうけれども…。

まとめ

「置き換え」を考えるなら、スープやおみそ汁の方が身体が温まるし、野菜だけではなくたんぱく質もよく噛んでいただけるのでおすすめです。

「おやつ」や「補食」とするならスムージーはとっても健康的。とはいえジューサーやミキサーをわざわざ買いに行くのも大変。一方で、プラスチックの搾り器ならスーパーでも買えますから、まずは手搾りの100%ジュースから健康生活を始めてみるのはいかがでしょうか。

Burke/Triolo Productions/gettyimages

◆記事を書いたのは・・・aco
知人が間違ったダイエットで入院したのがきっかけで、真剣に栄養学を学び始めた調理師です。
「健康的にラクして体型維持をしたい」と考えている食いしん坊アラフォーだからこそ「正しい」「健康的」な食生活を大切にしています。

※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

 
 

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