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そのトレンド……じつはもう終わっています!取り残された40代がやりがちなコーデ

2023/09/30

20代の頃から、服の好みがあまり変わっていない、という方もいらっしゃいますよね。

クローゼットの中に、「あの頃流行っていた」じつは懐かしのトレンド服はありませんか?

今回は、取り残された40代がやりがちな、懐かしのトレンド服を用いたコーデを、パーソナルスタイリストのemilyさんに教えてもらいました。

1万5千人以上の接客経験を生かして「今の自分を好きになれる」着こなしや服選びの方法を発信するパーソナルスタイ...

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チェックのネルシャツにデニム

白い背景にチェック柄のシャツとジーンズのスタック
RATTANACHAI MOK-NGAM/gettyimages

まずは、秋口になると店頭でもよく見かけるフランネル素材の「チェック柄のシャツ」を使ったコーディネート。

保温性もあり、色や柄も豊富に選べるので男女ともに定番のアイテムとなっています。実は、このチェック柄のネルシャツに「デニム」を合わせていたら見直しが必要です。40代が着ると、どうしてもメンズっぽく、さらに若作りな印象に仕上がってしまうんです。

40代が着こなすポイントは、

・シャツのインナーやボトムに白を合わせてさわやかに。
・体のラインを拾うジャストサイズを選ばない。
・首元を少し開けたり袖をまくるなど、女性らしいシルエットを作る。

サイズ選びやボトムの合わせ方を工夫することで、40代の今の自分らしい着こなしが出来ます。

短めトレンチコートにタイトなボトム

クラシックなトレンチ コートの女の子
LightFieldStudios/gettyimages

続いては、秋の定番アウターでもある「トレンチコート」を使ったコーディネート。

値段が張る物もあり、いくつも持たないアイテムだからこそ、1枚を大切に愛用している方も多いはず。昔はジャストサイズやショート丈のデザインが流行だったため、まだ手元に残っている方もいるのでは?

もしもこのトレンチコートに「タイトなボトム」を合わせていたら要注意。

現在は、ゆったりとしたシルエットが主流なので、ジャストサイズのトレンチコートでは、どこか古臭いイメージに見えてしまいます。

40代が着こなすポイントは、

・ショート丈よりもロング丈やオーバーサイズにアップデート。
・かっちりした印象よりも、カジュアルに寄せて普段使いを楽しむ。
・ボトムはふんわりシルエットで女性らしく仕上げる。

王道のアイテムこそ、見直しをしながら着こなしを楽しみましょう。

ガウチョパンツにロングブーツ

屋外で財布を持って歩く青いコートを着たスタイリッシュな若い女性の肖像画。春ファッション女性アクセサリー
Maryviolet/gettyimages

そして最後は、「ガウチョパンツ」にブーツを合わせたコーディネート。

まるでスカートのように見えて低身長さんも使いやすかった「ガウチョパンツ」。ところが、残念ながら今のトレンドからは外れてしまうアイテムなんです。特に、「ロングブーツ」を合わせていたらアイテムチェンジが必要。

半端丈のパンツは太って見えやすい上に、さらにルーズなシルエットのブーツでは、下半身だけにボリュームが出てしまいます。

40代が着こなすポイントは、

・ガウチョパンツよりも広がりが少ないシルエットにアップデートする。
・七分丈よりも長めのレングスを選び縦のラインを作る。
・合わせるブーツは足がすっきり見えるシルエットを選ぶ。

40代の今の自分がしっくりくるシルエットを見つけることが、スタイルアップへの近道です。

少しの違いが大きな変化へつながる

使いやすいアイテムは、もちろん出番も多く、長年愛用しているために、手放すタイミングが難しいところ。

でも、使い易さがわかっているからこそ、少し選び方を変えてみるだけで、スタイルアップが叶ったり、もっと似合う物に出会えるかも知れないという、大きな変化へつながります。

ぜひ一度クローゼットを見直して、より今の自分が楽しめるスタイルを探してみて下さいね。



■執筆/emily…1万5千人以上の接客経験を生かして「今の自分を好きになれる」着こなしや服選びの方法を発信するパーソナルスタイリスト。Instagramは、「@emily_blueintherainbow」。

編集/サンキュ!編集部

 
 

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