寒いけど着ぶくれはイヤ!スッキリとした温かいコーデのポイントは?
2023/11/13
肌寒く感じる季節、みなさんは防寒対策をどのようにしていますか?
保温性の高い羽織り物があれば、もちろん温かさは約束されますが、どうしても見た目はボリュームたっぷり、さらに動きづらかったり、脱いだ時にかさばってしまったりと懸念点も。
今回は、そんな寒い季節も着ぶくれせずに、スッキリと暖かいが叶うコーデのポイント3つを、パーソナルスタイリストのemilyさんに教えてもらいました。
1.差し色に白を使う
1つ目のスッキリ見えコーデのポイントは、「差し色に白を使う」。
秋冬シーズンの羽織り物でみなさんがお持ちなのは、いわゆるベーシックなブラック、ネイビー、グレーといったダークな色味のものが多いのではないでしょうか。さらに素材も地厚なために、全体のトーンも重くなりがちなんですよね。
そんな時は、差し色にぜひ白を。もともとは膨張が気になる白ですが、インナーとして使うことで顔映りが明るくなったり、バッグや靴下などのポイント使いをすれば、メリハリが生まれて立体的なスタイリングに変身します。
2.重ねる素材を選ぶ
2つ目のスッキリ見えコーデのポイントは、「重ねる素材を選ぶ」。
既にみなさんも寒い季節は試している重ね着。しかし単なる重ね着ではどうしても着ぶくれしてしまいがち。ここでとても大切になってくるのが、重ねる素材選びなんです。
ニットなどの冬素材がメインになりがちですが、体を温める下着やタートルネックをインナーに選び、綿素材のアイテムを重ね着すると、全体の印象も軽くなり、重さを感じさせません。
たくさん着込んでいても、体形を拾わない素材が主役になれば、体形カバーもバッチリ叶います。
3.小物の力を借りる
3つ目のスッキリ見えコーデのポイントは、「小物の力を借りる」。
ずっと外にいるわけではなく、室内にも出入りする時こそ、着るものに困ってしまうなんてことはありませんか?そんな場合は、小物使いで暖かさをプラスする方法がおすすめ。
例えば、ベビーカーを押すお母さんや自転車に乗る方はアームウォーマーを。足首からの風を防ぎたい場合にはレッグウォーマーを履いてみたり。さらに車に乗るからコートの出番が少ない方は、大判のストールが活躍します。
必要な小物だけを足せば、洋服よりも脱ぎ着も楽ちん。ボリュームが出過ぎてしまう心配もなく暖かさを確保出来ます。
温めるポイントを押さえておくこと
どうしてもマンネリしがちな寒い季節の洋服選びですが、少しでも身軽にそして手軽に楽しめたら嬉しいですよね。
「これでいいや」と、いつも同じ羽織り物で完結せずに、今日はここをしっかり温めておけば大丈夫、というポイントを押さえておくことで、簡単に防寒とおしゃれのどちらも叶えられますよ。
■執筆/emily…1万5千人以上の接客経験を生かして「今の自分を好きになれる」着こなしや服選びの方法を発信するパーソナルスタイリスト。インスタグラムは、@emily_blueintherainbow
編集/サンキュ!編集部