【君島十和子さん】「私らしさ」に囚われず、自分をアップデート!アラ還”の今、年を重ねることが楽しい
2023/12/28
シミ、シワ、白髪……。若い頃と比べて、外見の悩みは増えていくものなのに、なぜか、年を取れば取るほど、魅力的に輝いて見える人がいます。“アラ還”の今がいちばん素敵な、時の人。君島十和子さんにターニングポイントをうかがいました。
- 40代から、あえて「私らしさ」を捨ててみることにしたんです
- 風呂上がりの「冷水浴び」と頭皮マッサージで白髪知らず
- スキンケアは朝がキモ!家事をしながら毎日シートパック
- 朝のみそ汁と疲れたときの青汁でいつも顔色よく!
40代から、あえて「私らしさ」を捨ててみることにしたんです
年齢を感じさせない美しさと、インスタライブですっぴんを披露することもいとわない親しみやすさが同居し、年齢を重ねて一段と輝く君島さん。そのヒミツはいったいどこに?
「30代の頃はこだわりがあるのが大人だと思っていて、髪形やメイク、服の色なども固定していたんです。でも40歳を前にふと『私って立ち止まってる人に見えない?』と気がついて。美容も新しい成分や技術、製品が次々登場しているなかで、『私らしさ』も大事だけれどそこに囚われていると何も変わらない。時代とともに進化する美容家でいたい!と思い、長かった前髪を切ったりメイクも今まで選ばなかった色を取り入れたりしました」。
未知のものにチャレンジする楽しさに気づき、新しい自分に出会えた君島さん。自分をアップデートするために40代後半から意識したのは“内面を磨く努力”でした。「美容界のレジェンド・齋藤薫さんや、世界から尊敬を集める実業家の稲森和夫さんなど、いろいろなかたの本を読んで感性を磨きました」。
そして50代の今は、自分をよく見せたいという気持ちから解放されて、抜け感や親しみやすさを自然に出せるようになったと言います。「メイクも髪形も装いも完璧を目指してイタく見える失敗をしてきて(笑)、力を抜くことを学びました。そういう人のほうが素敵に見える時代ですよね。今は年を重ねることがとても楽しい。これから60代になっても、その年齢ならではの美しさを、大らかに追求していきたいです」。
風呂上がりの「冷水浴び」と頭皮マッサージで白髪知らず
白髪とは無縁の君島さん。「秘訣は頭皮の血流をよくすること。私はタングルティーザーの頭皮用ブラシでシャンプーしながら頭皮をほぐし、風呂上がりに頭にシャワーの冷水をかけてキュッと締めることで血流を促します」。
スキンケアは朝がキモ!家事をしながら毎日シートパック
「スキンケアは夜より朝を重視。日中は紫外線など過酷な環境にさらされるので、肌を守る意味でも毎朝家事をしながら5分間のパックで保湿します。ナイアシンアミドやヒアルロン酸配合の物がお気に入りです」。
朝のみそ汁と疲れたときの青汁でいつも顔色よく!
「温かい物と塩分で体が目覚めるのでみそ汁は欠かしません。食物繊維とたんぱく質を取れるよう具だくさんにしてエネルギーをチャージ。疲れを感じたら自社開発の青汁を水に溶かして飲むと血色がよくなるのを感じます」。
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<教えてくれた人>
君島十和子さん(美容家)
「FTC」クリエイティブディレクター。美容術などを配信するYouTube『君島十和子チャンネル』、等身大の自分をつづった最新刊『アラ還十和子』(講談社)が話題!テレビや雑誌など各メディアで活躍中。20代の娘2人の母。
◎History◎
1995 芸能界を引退して主婦に
1997 長女出産
1998 雑誌『25ans』で結婚後初めての美容の取材
2001 二女出産
2004 スキンケアブランド「FTC」を立ち上げる
2016 50歳になり、『十和子道』などの著書を多数出版
2021 YouTube「君島十和子チャンネル」を開設
2023 アラ還になって、メディア取材殺到中!
参照:『サンキュ!』2024年1月号「年齢を重ねるほど素敵な人になりたい!」より。掲載している情報は2023年11月現在のものです。撮影/来家祐介(aosora) 取材・文/神坐陽子 編集/サンキュ!編集部