《ひでこの部屋 ゲスト:イヴルルド遙華さん》2024年は自分が本気で夢中になれる物事を深く掘り下げていきたい年
2024/01/05
今月のスペシャルゲストは女優やモデル、経営者からTV番組まで引く手あまたの人気占い師・イヴルルド遙華さん。華麗にドレスアップしたひでこ先生と遙華さんの開運トークをお届け!2024年の運気アップ行動は、「一にも二にも断捨離」なんだって~。
開運の波に乗るために今のうちから断捨離を
ひでこ:ズバリ、2024年はどんな年になりそうですか?
イヴルルド:私の占いでは、2024年は自分が本気で夢中になれる物事を深く掘り下げていきたい年です。今年は新たな出会いや趣味に恵まれて、自分の世界が広がった人も多いはず。でも、来年はあれもこれもではなく、本当に好きな物ややりたいことだけに集中することが大切です。
ひでこ:ということは、今の自分に必要な物や人を今年のうちに選び抜いておく必要がありますね。
イヴルルド:そうなんです!持ち物や人づき合いを見直して、今の気分に合わない物は手放す、これまで無理してつき合ってきた相手とは距離を置くなど、取捨選択していかないと。
ひでこ:まさに断捨離ね。今まで断捨離を先延ばしにしていた人にも、ぜひ2023年中に挑んでいただきたいわ。
「風の時代」を生きるために必要な物とは?
イヴルルド:ひでこ先生は「風の時代」という言葉をご存じですか?
ひでこ:何年か前からよく耳にしますね。
イヴルルド:西洋占星術の世界では2020年12月から「風の時代」に入ったとされています。それまでの「土の時代」は物質的な豊かさが重視されていましたが、「風の時代」には精神的な豊かさが求められます。これからは物に縛られない生き方や、古い価値観にとらわれない考え方が主流になります。シェアハウスやサブスク、リモートワークはその象徴です。
ひでこ:「風の時代」は個人の自由が尊重されるからこそ、自分軸が大事ということですね。それには断捨離、つまり今の自分にふさわしい物だけを選び抜くというレッスンがとても役に立つと思うわ。
イヴルルド:まさに! 断捨離は来年の運気を上げるだけでなく、「風の時代」を幸せに生きるために欠かせないお作法なんです。
自分の「こうあるべき」を捨てることが大事
イヴルルド:ただ、自分軸を持つと同時に気をつけたいのが、自分の考えに執着しすぎないこと。
ひでこ:ふむふむ。こだわりは必要だけど、こだわりすぎはNG、と。
イヴルルド:「風の時代」では、今までの「当たり前」が通用しません。常識もマナーも人それぞれになり、昔はわざわざ口に出さなくても伝わっていたことが、まったく伝わらなくなる。なので、自分の「普通はこうだよね」という考えを捨てていかないと、生きにくくなります。
ひでこ:自分と相手のどちらが正しいかという視点ではなく、お互いの違いを受け容れていくという発想が重要なんですね。
イヴルルド:「風の時代」はまだ始まったばかり。「こうあるべき」という考え方を捨てられずにいる人もまだまだ多いです。でも、今から練習していけば、必ず幸運体質になっていきますよ。おすすめは、ポジティブな言葉を使うこと。そうすることで、おのずと自己肯定感が高まり、自分のことも他人のことも尊重できるようになります。
ひでこ:素敵なアドバイス!確かに、自分の考えを変えるには行動あるのみ。一日ひとつでもポジティブな言葉に言い換えてみる、または、一日ひとつでも何か捨ててみる。その積み重ねが、自信につながるのよね。
自己否定を断捨離したら占い師の道が開けた
ひでこ:ところで、イヴルルドさんの圧倒的なハッピーオーラはどんな経験の賜物なのかしら?ぜひ知りたいわ。
イヴルルド:子どもの頃はアトピー体質に苦しみ、いじめや仲間外れも経験しました。さらに19歳で大病をして、ICUで瀕死の状態に。そのとき、それまで「どうせ私なんて」と自分を否定して生きてきたことに気づき、感情が爆発したんです。「こんなみじめな姿で死ぬのは嫌!どうせ死ぬなら笑って死にたい!」って。回復してからは、他人の目を気にする生き方を捨てて、「これからはやりたいことをやっていい」と自分に許可を出しました。
ひでこ:なるほど。他人軸な生き方を断捨離したんですね。
イヴルルド:ハイ。他人に振り回されるのをやめて、自分の内なる直感に従うようにしました。すると、お告げがどんどん来るようになって。実験のつもりで従ってみると、必ずポジティブな結果が起こるんです。だから今はお告げを信じて行動するのみ。アクションを起こすのは怖くないです。
ひでこ:わかるわ。内なる直感は特別なものではなくて、内なる知恵。私は「内在智(ないざいち)」と呼んでいるのだけれど、誰もが持っているセンサーみたいなものだと思うの。
イヴルルド:そうです!センサーを常に磨いておけば、自分の力で幸せな人生を選び取ることができる。その役に立つのが占いです。占いは鵜呑みにしたり、困ったときだけ頼ったりするものではありません。普段から自分で使いこなすことで、センサーが働きやすくなり、その結果、チャンスをつかめるようになるんです。
ひでこ:納得。占いや断捨離を含め、どんなアドバイスも自分で実践してみなければ価値はない。活かしてナンボ、よね。ちなみに私はどんな運勢なのかしら?
イヴルルド:ひでこ先生はみんなに夢や希望を与える星回り。来年から運気が上昇し2025年から大幸運期に入って新たな運命が動き出すので、ますます時代の波に乗れるはずです!
ひでこ:最高!私の夢は、一人ひとりがその人らしく生きられるようになること。そのお役に立てるよう来年も頑張るわ。大幸運期には何が起こるのかしら?楽しみ!
断捨離の教えも占いも、活かしてナンボ。行動した人だけが変化を起こせるの。――ひでこ
「困ったときの神頼み」では遅すぎ。占いは自分を磨くために日常的に使いこなす物。――イヴルルド遙華
<教えてくれた人>
・やましたひでこさん
断捨離(R)提唱者。1954年、東京生まれ。子育てや介護を経験した後、ヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」から着想を得た「断捨離」理論を構築。BS朝日『ウチ、“断捨離”しました!』(毎週火曜夜9時)にレギュラー出演中。
・イヴルルド遙華(はるか)さん
フォーチュンアドバイザー。福岡生まれ。古今東西の占いを独学で研究し、人生の流れを24の節目で区切るオリジナルの占い「フォーチュンサイクル」など、幅広い手法を用いて開運アドバイスを行う。ポジティブなキャラクターが大人気で、「ELLE」や「VOCE」での連載も話題。
参照:『サンキュ!』2024年1月号「断捨離(R)トーク ひでこの部屋」より。掲載している情報は2023年11月現在のものです。撮影/久富健太郎 取材・文/志村香織 編集/サンキュ!編集部