2週間続けると効果が期待できる!体温を上げる!「温活」10の習慣

2018/02/20

体を温めるための活動”温活”を習慣にして、今こそ疲れやすい体を改善しましょう!温活は体の外側だけでなく、内側からも温めることが大事。2週間続けると効果が期待できる、体温を上げる10の習慣を医学博士永田孝行さんに伺いました。

体温を上げる!「温活」10の習慣

◆温活1
<起きる前、寝る前にふとんの中で3回ずつ深呼吸をする>
自律神経の機能で、唯一自分でコントロールできるのが呼吸。おへその下(丹たん田でん)に手を当てて、鼻から吸って口から吐く深い呼吸を行うことで、胸やおなかの筋肉が動き、代謝がUP。起床時、就寝前に各3回ずつ行うことで、乱れた自律神経が整ってきます


◆温活2
<起き抜けに、白さ湯ゆを1杯。内臓から一気に温める>
人は寝ているときに300?程度の汗をかいています。起床時は軽い脱水状態なので起き抜けには水分補給が必要。このとき体温よりやや高い温度の白湯を1杯ゆっくり飲むと、内臓が一気に温まって働きがよくなり、体温も上昇してきます


◆温活3
<足を温めるなら、綿や絹素材のソックスをはく>
足先の冷えが気になる人は、通気性のいい薄手の綿や絹素材のソックスを。就寝時に着用する場合は、締めつけがきつくないタイプを選んで。足指のツボを刺激する5本指ソックスもおすすめです。足先だけでなく、足首、ふくらはぎを温めることも大事!


◆温活4
<テレビを見ながら、腕やかかとの上げ下げをする>
テレビを見ているときなどに、腕やかかとを上げ下げするなど、簡単なエクササイズを。トータルで1日5~10分程度行えばOK。負荷の低い運動でも、日常生活であまり動かさない筋肉を意識して動かすだけで筋力がつき、代謝が上がってきます


◆温活5
<おやつは、ケーキやあんこより、ナッツやチーズを食べる>
砂糖や粉類を多く含むおやつは、血糖値が急上昇し、代謝がダウン。特に白砂糖は体を冷やす食材なので、糖分をとりたいなら黒砂糖を。間食には、不足しがちなたんぱく質の補給になるナッツやチーズがおすすめ。小袋や個包装なら食べすぎ予防にも


◆温活6
<すき間時間に、手をグーパー&指先をもむ>
手足の末端の血流を促すだけでも、体の隅々まで血流が流れ、代謝が上がります。家事の合間や休憩タイムなどに、手をグーパーしたり、指先1本につき10秒くらいもんで刺激を与えましょう。裸足のとき、足の指も動かすのも効果的です


◆温活7
<41~42℃の湯で反復浴を行い、トータル20分つかる>
湯ぶねにしっかりつかることで代謝が上がり、血行がUP。肌ツヤもよくなり、肩こりなども軽くなります。41~42℃の湯に5分つかって5分出る反復浴を行うのがおすすめ。血管が収縮して体がしんから温まり、代謝がより活発になります


◆温活8
<3食すべて必ず、たんぱく質のおかずを食べる>
たんぱく質を構成するアミノ酸には体脂肪を燃焼しやすくする効果が。たんぱく質をとると体から熱をたくさん発散し、活性化します。効率よく筋肉を作り、基礎代謝がUPするので、毎日3食とも肉、魚、卵など、たんぱく質のおかずを取り入れるのがベスト


◆温活9
<温かい飲み物にしょうがをプラスする>
冷たい飲み物は内臓を冷やすので、基本的にホットで。血管拡張作用のあるしょうがを小さじ1程度加えると、体の中から温まります。カフェインは脂肪を効率よくエネルギーに変える作用があるので、食後や運動前にコーヒーや紅茶を飲むのが有効です


◆温活10
<寝る20~30分前にストレッチを行う>
体をほぐしたり、筋肉を動かすことは体温UPにつながるので、習慣化したいもの。特に寝る20~30分前にストレッチを行うのがベスト。入浴後、体が温まった状態で行うとより効果的です。脳や体がリラックスでき、安眠効果も期待できます

深呼吸する、白湯を飲む、チーズを食べるなどちょっとした生活習慣が体温を上げることにつながるとは驚きです!この時期、体が冷えてつらい人は、”温活”を取り入れて疲れにくい体をゲットしましょう。


参照:『サンキュ!』3月号「代謝UPで冷えない!疲れない!やせやすい!体になる!」より一部抜粋。掲載している情報は18年2月現在のものです。
構成/宮原元美 イラスト/きくちりえ(soft design) 取材・文/鹿島由紀子
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