老けて見えない髪型の「ポイント」をカリスマ美容師が解説!

2019/12/27

年とともに増えてくる「髪の悩み」。見た目の年齢は顔だけでなく”髪”で決まってしまうことも。そこで今回は、人気ヘアサロンROIの代表・野口さんが”若返り”ヘアスタイルのポイントを解説。ちょっとしたコツで、マイナス5歳も夢じゃない!

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<教えてくれた人>
野口尊さん……芸能人も多数通う超人気サロン・ROI代表。数々の女性誌で、ヘアスタイルのトレンドを発信。その人の悩みに合わせたスタイル提案が得意で、女優やタレントからの信頼も厚い。

ミディアム(肩上)ヘアのポイント

顎下の長さにカットするだけで、丸顔、顎のたるみなど、フェイスラインの悩みがカバーできます。

■ランダム&ウエットな毛先がイキイキした印象をつくる!

半乾きの状態で髪全体にオイルをつけ、内側は外ハネ、表面はミックス巻きに。仕上げにシアバターを根元からすり込む。

■ラフな分け目で根元ふんわり!

分け目がつかないよう注意しながら乾かしたあと、ジグザグに分けると、根元がふんわり立ち上がります。

*ヘアサロンでの「カット&カラー」オーダー方法*
顎下5㎝の前下がりレイヤーボブ。前髪は目の下でカットし、トップの表面にレイヤーを入れる。カラーは9トーンのルビーピンク。根元は暗く、毛先は明るくなるようにグラデーションで染める。

ロングヘアのポイント

年齢を重ねるとストレートヘアが似合わなくなってくるので、毛先に動きをつけて、年相応の華やかさをプラスして。


■つむじの毛はドライヤーでふんわりさせる

根元を持ち上げるようにブロー。髪の重みでペタンとしがちなので、根元にワックスはつけすぎないように。

■毛先をくしゅっとさせると今っぽい

シアバターなど、ツヤが出るワックスを毛先全体にもみ込みます。自然な毛束感でエアリーな印象に。

*ヘアサロンでの「カット&カラー」オーダー方法*
ワンレングスベース。顔まわりや髪の表面の必要な個所にのみ独立したレイヤーを入れる。カラーは「9トーンのネイビーブロッサム」。白髪染めの退色による黄みを抑え、ツヤも出る。

ショート

ボリューム感が命のショートヘア。トップと襟あしにメリハリをつけることで美しいシルエットに。前髪を深めにつくると、より立体的!


■前髪は奥からつくると自然なボリュームが出せる
前髪は深めに取り、分け目をあいまいに。すると自然なボリュームが出て、小顔効果も期待できます。

■スタイリングでメリハリをつける!
耳から下の髪はブラシで押さえながらブロー。首まわりをすっきりタイトにすることで、トップを強調。

トップは根元から立ち上げるようにブロー。ワックスをつけた手で下から上に持ち上げるようにもみ込んで。


*ヘアサロンでの「カット&カラー」オーダー方法*
ショートレイヤーベース。耳から下にレイヤーを入れ、首まわりはタイトに。前髪は深めに取り、目の上で流す。カラーは「8トーンのラベンダーブラウン」。黄みを抑えてツヤを出す。

年を重ねて生まれた「髪のお悩み」も、ヘアスタイルを変えたり、スタイリングを工夫するだけで解決!見た目が若返ると気分まで若くなりますよ。

参照:『サンキュ!』12月号「5歳若く見える人は『ヘアスタイル』に秘密があった!」より。掲載している情報は18年10月現在のものです。監修/野口尊(ROI) 撮影/山下拓史(f-me) 取材・文/児玉知子 編集/サンキュ!編集部

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