子育てママを健康で幸せにするダイエットインストラクター、サンキュ!STYLEライターのけんママです。
暖かくなってきて、薄着になってくると、体型が気になりだすかたも多いですよね。
1年間で-10kgの減量に成功した私ですが、ダイエット当初は正しい知識がなく、失敗の数々を繰り返していました。そんな私の黒歴史の中から、「やってはいけない3選」をお伝えします。
NGダイエット1:ファスティングで激痩せ!
「やってはいけない3選」ひとつ目は、「ファスティングで激痩せ!」
SNSを見ていると、キレイなお姉さんたちが「ファスティングで楽して痩せた!」と言っている画像をよく目にして、心が揺らぎます。ファスティングとは、断食のこと。本当の断食は一切食事をしませんが、ダイエット界隈のファスティングはヨーグルトだけ、フルーツだけ、酵素ドリンクだけ、などさまざま。
当時の私は「きっと体の中がキレイになるんだ!」と信じて、ヨーグルトファスティングというヨーグルトと水だけを摂取することにしました。
するとどうでしょう。キレイになるどころか、固形物をとっていないので、便秘に。そして、空腹によるイライラ感。エネルギー不足で、動けない。ダイエット以前に、人としての生活が脅かされてしまう…そう感じたので、3日目に中断。
期待した体重も減りはしませんでした。そもそも、減ったとしても、食べなかったから減っただけで、脂肪は減りません。
元気に生活し続けるには、極端に偏った食事習慣に変えることはNGです。
NGダイエット2:基礎代謝以下のカロリー摂取で痩せる!
こちらもSNSでたまに見かける恐ろしいダイエット法。「基礎代謝以下のカロリー摂取で痩せる!」
基礎代謝とは、一般的には、生命維持に必要な最低限のエネルギー量のことです。つまり、生きていくのに必要なエネルギー。それを下回るエネルギー摂取しかしないということは、生きていくことを諦める行為ということです。
基礎代謝のなんとなくの意味しか知らず、間違った知識を受け入れていたとき、必死にカロリー計算をして、基礎代謝よりも少ない食事にしようとしていました。本当に恐ろしいことです。
ダイエット以前に、命を大切にしましょう。
きちんと食べてエネルギーを得ることは、人間の基本です。
ちなみに、自分の基礎代謝量が気になるというかたは、計算してくれるサイトがあります。
NGダイエット3:いきすぎた糖質制限
パーソナルジムの流行以来、ダイエットの主流ともいえる「糖質制限」。
ご多分に漏れず、私も「糖質制限」をしていた時期がありました。確かに、現代日本人は、糖質をとりすぎている傾向があります。エネルギーとして使われず、貯蔵しきれなかった糖質の一部は、体脂肪として脂肪細胞に蓄積されますから、とりすぎは太る原因になります。そういう意味では、糖質のとりすぎを抑えることはダイエットとしては良いですよね。
ですが、「いきすぎた糖質制限」は別です。
私の場合、極端にお米やパンを嫌い、糖質の高い野菜までも全て排除したダイエットをしてしまいました。その結果、めまいが止まらない、極度の便秘になるなどの弊害が起きてしまったのです。
糖質を悪だと思い込まず、栄養バランスを考えながら食事をするべきです。
健康的なダイエットを
痩せたい、キレイになりたいという思いが、一歩間違うと、寿命を縮めることに繋がるなんて本当に怖いですね。
ダイエットの目的は、ただ痩せることではありません。
私の所属する日本ダイエット健康協会の定義では、「ダイエットとは、人が本来備えている代謝機能を正常に保ち、日常生活を健康的に送ることができるための適正体重を維持または獲得することを目的として、食事、身体活動、その他あらゆる生活習慣などを調整し、心身ともに活性化させること」です。
健康であることを損なうようなダイエットは絶対にダメ。ダイエットするならば、正しい知識のもと、健康的な習慣を身に着けることを意識していきましょう!
この記事を書いたのは…けんママ
子育てママを健康で幸せにするダイエットインストラクター。自身も、1年間かけ-10kgの減量をしたことをきっかけにダイエットインストラクターに。ダイエット個別指導やセミナー等で、「ストレスフリーで健康的な暮らし」を発信しています。
※ご紹介した内容は個人の感想です。