旅行者が旅先でおてつだい!新しい働き方と人材不足解消に【39WeeklyNews Learn&Biz】

旅行者が旅先でおてつだい!新しい働き方と人材不足解消に【39WeeklyNews Learn&Biz】

2025/02/17

会社員、パート・アルバイト、フリーランス、起業、あるいはSNSを駆使したインフルエンサー活動など、多様な「仕事」が広がる現代。また、多くの選択肢がある中で、自身のキャリア・生き方をステップアップするための「学び」の重要性も高まっています。

サンキュ!読者の皆さんも、「学び」や「仕事」についていっしょに考えてみませんか?

最新トレンドや社会問題について調査するサンキュ!STYLE取材班が、「学び」と「仕事」に関する情報をご紹介する連載「39WeeklyNews Learn&Biz」。今回は、サンキュ!STYLE取材班の丸山がお届けします。

サンキュ!STYLE 取材班メンバー。FP2級の知識を活かし、年間100万円貯金、資産運用を行う3児の母。1...

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Topic1.不妊治療と仕事の両立を支援!女性が長期的に活躍できる社会に

【不妊治療 × 仕事の両立支援】にしたんARTクリニックとTRIPORTが業務提携/女性が長期的に活躍できる環境づくりサポート
出典:PR TIMES

「にしたんARTクリニック」を運営するエクスコムグローバル株式会社と、TRIPORT株式会社が業務提携し、不妊治療と仕事を両立させるサポートを開始しました。

にしたんARTクリニックは、不妊治療に関する無料相談窓口やAMH検査を含む「健康支援サービス」を企業の福利厚生として提供し、女性従業員の健康管理とキャリア継続をサポートします。TRIPORTは、不妊治療を含むさまざまなライフステージにおいて、企業が女性従業員を支援しながら長期的に活躍できる労働環境の整備をサポートします。

両社が業務提携することで、女性が不妊治療により働き方を変えなくても良いようにサポート。企業にとっては、人材確保や定着率の向上といったメリットがあります。日本の少子化問題や労働力不足といった課題に働きかけます。

Topic2.103万円の壁を正しく理解している?20代~60代の意識調査

【20〜60代に調査】「年収103万円の壁」引き上げの影響を「理解している」と回答は79%!
出典:PR TIMES

特定扶養控除のラインとして認識されてきた「103万円の壁」が、123万円に引き上げられる予定です。103万円の壁は、パートやアルバイトとして働く人には大きく影響するライン。引き上げによる影響を正しく理解しているのかという点を、融資型クラウドキャスティングサービスを提供する株式会社LENDEXが20代から60代の男女を対象に調査しました。

実際に103万円の壁の引き上げによる影響を理解している人は、全体の79%、また、引き上げられることで自分に影響があると答えた人は、約25%でした。非正規雇用や扶養内で働く人にとっては103万円の壁は大きな影響がありますが、それ以外の人は自分事として捉えるのは難しいのかもしれません。

しかし、お金に関してもっと勉強したいと答えた人は、69.67%もいます。正しく制度を理解し、生活を豊かにしたいですね。

Topic3.おてつだいと旅を掛け合わせたマッチングサイトが旅人と地域を結ぶ

おてつたびが『2024年日経優秀製品・サービス賞 スタートアップ部門賞』を受賞
出典:PR TIMES

株式会社おてつたびが運営する、おてつだいと旅を掛け合わせたマッチングサイト「おてつたび」が、日本経済新聞が主催する「2024年日経優秀製品・サービス賞」において「スタートアップ部門賞」を受賞。

おてつたびとは、お手伝いと称した短期アルバイトと旅を組み合わせた人材マッチングサービスのこと。人手不足に悩む地方と旅好きな旅行者を繋ぎます。旅行者は旅先で報酬を得られるため経済的負担を軽減でき、地域事業者は人手が足りないときにスポットで人材確保が叶います。

現在の登録者数は約7万人、登録事業者は1,700となっており、年々利用者は増加中。おてつたびを通して新たな旅の目的地として地方への流れを作り出し、継続的なファンを生み出すことも目指しています。

明日がちょっといいミライに!今日のワンステップ

「学び」や「仕事」に関する情報を一歩(ワンステップ)踏み込んで調査!その内容をご報告します。

地方の人材不足について考えてみた

広報やインターネット広告などの仕事を請け負っている私は、ローカルメディアの中の人としていくつかの自治体とお仕事をしています。その中で、やはり課題になるのが「人材不足」。せっかく観光に来てもらっても受け入れ体制がとれていないことも珍しくありません。おてつたびのサービスは、観光客が増えるシーズンにスポットで人材確保ができるため、地方の観光地にとってメリットが大きいと思いました。

おてつたびを調べてみると、今の季節はスキー場などシーズン行事の募集のほか、農家や漁業の募集など、普段は触れられないような募集があるのも経験として面白そうですね。旅をしながら地域の人との交流ができるのは、新しい旅の形として魅力があると思います。今は旅先が限られた地域なので、今後はもっと旅先が増えることに期待したいです。

執筆者・・・サンキュ!STYLE取材班 丸山希
14歳と12歳、7歳の母、最近はお家の片づけや収納に悩みながらも家事育児に奮闘中。サンキュ!STYLEにて節約、貯金に関する記事を執筆中。

 
 

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