会社員、パート・アルバイト、フリーランス、起業、あるいはSNSを駆使したインフルエンサー活動など、多様な「仕事」が広がる現代。また、多くの選択肢があるなかで、自身のキャリア・生き方をステップアップするための「学び」の重要性も高まっています。
サンキュ!読者の皆さんも、「学び」や「仕事」についていっしょに考えてみませんか?
最新トレンドや社会問題について調査するサンキュ!STYLE取材班が、「学び」と「仕事」に関する情報をご紹介する連載「39WeeklyNews Learn&Biz」。今回は、サンキュ!STYLE 取材班の植松愛実がお届けします。
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- Topic1. 花粉がつらくて仕事ができない!経済損失は1日2,320億円!?
- Topic2. 大人の勉強を応援!「大人のやる気ペン」が先行販売
- Topic3. 苦しい家計、「収入を増やすなら副業」は約7割
- 明日がちょっといいミライに!今日のワンステップ
Topic1. 花粉がつらくて仕事ができない!経済損失は1日2,320億円!?
毎年春が来るのがゆううつになるくらい、つら~い花粉症。くしゃみや鼻水などの症状が仕事の効率に影響している…と感じている人は多いのでは。エアコンや空気清浄機などの製造を手がけるパナソニックはこのほど、「花粉症による労働力低下の経済損失額2025」を発表しました。
20歳から60歳の花粉症の社会人男女を対象に調査を行い(有効回答1,324名)、花粉症が自身の仕事のコンディションに影響しているかを聞いたところ、79.0%が「影響がある」と回答。また、1日のうち花粉症により仕事のパフォーマンスが低下していると感じる時間は、平均で約2.8時間でした。
この調査結果と、「労働力調査」などの政府の統計をもとに推計したところ、花粉症による経済損失額は1日あたり約2,320億円に相当するとのこと(以上、パナソニック調べ)。たしかに仕事に影響が出ていると感じてはいたものの、実際に金額を聞くと、まさかここまでとは…と驚きますよね。
パナソニックによると、花粉を外から持ち込まない、洗濯物を外に干さない、換気は窓の開け幅を10cm程度に、そして床掃除はこまめに、という4つの対策が重要。ポイントをおさえて対策することで、少しでも仕事への影響を軽くしていきましょう。
Topic2. 大人の勉強を応援!「大人のやる気ペン」が先行販売
大人の資格勉強やスキルアップなどを応援する「大人のやる気ペン」が、2025年春の一般販売に先がけ、新しいモノや体験の応援購入サービス「Makuake(マクアケ)」で先行販売されています。
文具メーカーのコクヨが開発したIoT文具「大人のやる気ペン」は、市販のペンなど(適合目安:直径9~13mm)に取りつけて使うことで、学習のやる気を"見える化"してくれるデバイス。約8gという小柄な本体に加速度センサーが内蔵されていて、ペンを持って勉強に取り組むことで"やる気パワー"が溜まり、溜まった量によって本体のLEDの色が変化するほか、スマホの専用アプリと連動しグラフ化され勉強の習慣化に役立ちます。
また、アプリ内では自身のアバターが"やる気パワー"の量に応じてスゴロク形式のステージを進み、アイテムを獲得。アバターは育成シミュレーション感覚でカスタマイズ可能で、スゴロクで出会うほかのユーザーのアバターから「勉強のコツ」や「勉強する理由」などを知ることもでき、モチベーションアップの循環につながりそうですよね。
じつはこの「大人のやる気ペン」、2019年に同社から発売され5万台の売り上げを記録した子ども向けの「しゅくだいやる気ペン」の大人バージョン。人生100年時代と言われる今、全世代で課題となった勉強のモチベーション維持を手助けしてくれるアイテムです。
Topic3. 苦しい家計、「収入を増やすなら副業」は約7割
主婦・主夫層の実情を探る調査機関「しゅふJOB総研」が行ったアンケート調査(有効回答715名)によると、2024年の家計が「苦しかった」と答えたのは47.7%と、じつに半分近く。さらに、2025年の家計について「苦しくなりそう」と答えた人は43.5%でした。
苦しい家計を支えるために収入を増やす方法として、「副業」を選んだ人は約7割にのぼったとのこと。副業は今や特別なものではなく、当然の選択肢として考えられる時代になったようです。
アンケートのフリーコメントでは、昨今の物価高で食費がかかることや、教育費が負担になっていること、また「103万の壁がなくなっても、苦しいものは苦しい」といった声も。ちなみに、副業の次に多かった回答はポイントをためる「ポイ活」が42.0%、次いでメルカリなどの中古品販売が35.5%でした。
明日がちょっといいミライに!今日のワンステップ
「学び」や「仕事」に関する情報を一歩(ワンステップ)踏み込んで調査!その内容をご報告します。
IoT文具ってどういうのがあるの?調べてみた!
今回の記事では、コクヨのIoT文具「大人のやる気ペン」についてご紹介しましたが、そもそもIoT文具って…?という人も多いのでは。「IoT(Internet of Things)」ということは、インターネットをつうじてスマホやパソコンと連動し、何かしら便利な機能があるのだろうと想像されますが、具体的にどのようなものがあるのか調べてみました!
たとえば、ピンポイントでスキャンしてテキストデータ化してくれる、「ペン型スキャナ」。紙に印刷された文章をなぞるとその部分だけをデータ化してくれて、ワードやエクセルに貼りつけることができるほか、メーカーによっては翻訳機能やボイスレコーダー機能も搭載しています。
ほかにも、「デジタルノート」や「電子ノート」と呼ばれる商品も各社から出ていて、見た目はタブレットに近いですが、通常のタブレットよりも書き心地や見やすさの点ですぐれているのが特徴。書いた内容は本体に保存できるだけでなく、パソコンやスマホへのデータ移行も可能な商品が多いです。
IoTと言えば家電!と思っていた筆者でしたが、今や分野を問わず広がっていることに驚きました。みなさんの身近でも、新しい技術を取り入れた便利な文具が見つかるかもしれませんね。
執筆者・・・サンキュ!STYLE 取材班 植松愛実
気象予報士と料理人の両面で活動。サンキュ!では季節ごとの食材のおいしい食べかたや、家事に役立つ天気の豆知識を執筆中。
Makuake概要 ■プロジェクト期間:2025年1月29日(水)~3月15日(土) ■リターン:超早割10%OFF、早割5%OFF、スターターキット(文具セット)など ■お届け予定:2025年3月末までに配送完了予定