TVでも大人気のおさよさん「手が止まらないようにしまう」ことでいちいち考えない
2021/07/18
手が止まらないようにしまう&自分の気持ちをちょっとアゲる方法があれば毎日の料理もスムーズに。人気の家事アドバイザー、おさよさんの冷蔵庫とキッチンのちょっとした工夫を教えてもらいました。
<教えてくれた人>
家事アドバイザー おさよさん(福岡県 36歳)
夫、長男(12歳)、長女(9歳)の4人家族。簡単な掃除や収納法を紹介するインスタグラムやYouTubeが人気でTVやセミナー講師としても活躍。インスタは「@osayosan34」、YouTubeは「おさよさん収納ノート」。
「手が止まらないようにしまう」ことでいちいち考えない
「開けた瞬間、何があるかすぐわかるように収納したら、迷わなくなりました」。料理をスムーズにするには収納法が大切です。
粉ものは袋ごと、計量スプーンと一緒にしまう
粉ものの詰め替えは意外と手間のかかる作業。おさよさんは袋ごと密閉できるニトリの容器に収納し、キッチンの引き出しへ。「出しやすいし、いちいち計量スプーンを洗わなくていいのもラク」。
食材は上からひと目で見渡せるよう、ダブルクリップにラベリング
下ごしらえした食材を密閉袋に入れて冷凍。冷凍室を引き出した際にすぐわかるよう、ダブルクリップをラベル代わりに。何がどれだけあるかが明確で、買い物前のチェックも簡単です。
使いかけの乾物は、「スライドバー」で引っ掛け収納
引き出しの中にずらりと並んでいるのは、なんと乾物。書類用のスライドバーにはさみ、ボックスに掛けています。「箱の中でクシャッとならないし、残量もすぐわかって便利です」。
食器はディッシュスタンドに立てて選びやすく&取りやすく
食器が好きで、つい買ってしまうというおさよさん。持つ量は引き出しに入るだけと決め、立てて見えやすく。下には滑り止めシートを敷いて、開閉時、食器が動いてぶつかることを防ぎます。
「好きな物」で自分の気持ちをちょっとアゲる
道具や香りなどに好きなアイテムを取り入れて。「料理や掃除は毎日のことだからこそ、少しでも楽しい時間になったらいいな、と」。
煮もの料理をしながら、お気に入りのスツールでひと休み
雑貨屋さんで見つけたという古いスツールは、本を読んだり、スマホを見たりと、休憩に使っています。置きっ放しになる家具こそ、気に入った物を選ぶようにしているそう。
好きな色で統一したら料理をもっと好きになれた
「引き出しの中が整って美しいと片づけもはかどるし、『好き』で集めた道具に囲まれると嘘みたいに気分が上がります」。缶切りや栓抜きなど、生活感の出やすい物も白で統一してスッキリと。
輪ゴムや小物類も白。
好きな香りで、掃除をご褒美タイムに
夕飯が終わったら、シンクをさっと丸洗い。「液体石けん、重曹、ユーカリやラベンダーなどの精油を混ぜた手作り洗剤を使用。料理後のにおいも消えるし、一日の疲れを癒してくれる時間になっています」。
参照:『サンキュ!』2021年7月号「何かを変えたいなら、キッチンから始めよう!」より。掲載している情報は2021年5月現在のものです。撮影/大森忠明 構成/竹下美穂子 取材・文/晴山香織 編集/サンキュ!編集部