ハウスクリーニング士が教える!めんどうな五徳の掃除はジッパーつきポリ袋で楽々つけおき洗いがラク!
2021/10/07
汚れもイライラも溜めない暮らしを目指す、サンキュ!STYLEライターの坂田亜希です。
家事代行業ハウスクリーニング士の観点から日々のちょこっと掃除を楽しく続けられるコツをお伝えします。
今回はジッパーつきポリ袋を活用してお湯も洗剤も節約しながらの「五徳洗い」についてご紹介致します。
五徳を洗うタイミングっていつ?
五徳を洗うタイミングってなかなか分からないですよね。理想をいえば、料理をするたびに簡単に拭くだけで頑固な汚れとは無縁になります。しかし、なかなか理想通りにはいかないですよね。
だからと言って汚れを放置し続けて、年末の大掃除でやろう!!と思っていても、放置しすぎた汚れをとるのはなかなか大変。
そうならない為にも、五徳にコゲがついて変色してきた!と感じたらつけおき洗いしてみてください。
つけおき洗いで使う道具
五徳まる洗いで使う道具は、重曹、ジッパーつきポリ袋、お湯(40~60℃)コゲ取りスポンジ、計量スプーンです。特別な道具は使わないので、家にあるものを活用できると思います。
今回、お湯を使いますが、温度が低すぎても高すぎても重曹が効果を発揮してくれなくなるので、40~60℃をおススメしております。
コゲ取りスポンジは100均で十分です。ジッパーつきポリ袋は100均のものだとやぶれやすいので、なるべく頑丈なものを選んでください。
1 重曹を入れる
ジッパーつきポリ袋に重曹を入れます。お湯1Lに対して大さじ1の重曹を入れます。五徳洗いでは2Lのお湯を使うので、重曹は大さじ2入れます。
ジッパーつきポリ袋を深い筒やコップに入れて、安定させると重曹を入れやすいです。
ジッパーつきポリ袋を使用せずにシンクなどでつけおきをするとお湯もたくさん必要になります。その分、重曹も多くいります。ジッパーつきポリ袋を使えば最小限のお湯と重曹で済むので、エコにもなります。
しかもシンクでつけおきすると、食器の洗い物や料理などもできないので不便です。だからこそジッパーつきポリ袋つけおきはおススメです!!
2 お湯投入!!
40~60℃のお湯を2L入れます。
1Lお湯を入れたところで、一度ジッパーを閉めて重曹が溶けるようにジッパーつきポリ袋をジャバジャバ揺らしましょう。その際、こぼれないように注意してください!再度ジッパーを開けて残りのお湯1Lを入れてください。
お湯を入れる時もこぼれないように直径が小さい鍋などにジッパーつきポリ袋を入れて、なるべく自立するようにしてみてくださいね。どうしてもちょうどいい入れ物がない時は半分以上ジッパーを閉め、少し開いている箇所からお湯を入れるとこぼれません。
3 五徳投入からの放置
いよいよ五徳をジッパーつきポリ袋に投入。ジッパーつきポリ袋内の空気を抜きながら密封する。必ず密封されているか、お湯がこぼれてこないかを確認してください!!
放置時間は1時間から6時間を目安にしてみてください。軽い汚れなら短時間でも大丈夫ですが、こびりつきがひどい時はなるべく長めに放置してみてください。
4 放置後に磨く!
私は3時間つけおきしてからジッパーつきポリ袋内のお湯を捨てました。使い終わったジッパーつきポリ袋はお湯ですすいで洗い乾かして保管します。また他の五徳のつけおきの時に再利用します。
100均にも売っているコゲ取りスポンジを軽く濡らし、五徳を磨きます。シンク内で五徳を磨くときはシンクが傷ついてはいけないので、シンクにタオルをひいて、その上で五徳磨きをするのをおススメします。
5 つけおき洗い完了
つけおき洗いした五徳はそこまで汚れがひどくなかったので、重曹とコゲ取りスポンジでコゲがとれました。しかし、頑固なコゲや汚れはつけおき洗いではとれないこともありますので、ご注意ください。判断材料としてはコゲが五徳に分厚くついている場合はつけおきではとれない可能性もあります。五徳によっても使用頻度の違いがあります。よく使う箇所は五徳もコゲがつきやすいですが、あまり使わない箇所は汚れもひどくないかもしれないので、よく観察してみてください。
洗うタイミングを分けると負担も減
ほとんどのご家庭が五徳は3カ所だと思います。一気に3つをつけおきし、放置時間を長くとると料理ができなかったりと不便なことも多いです。私は1カ所ずつ日を分けて洗います。
放置している間にいろいろ他の家事もできるので、そろそろ五徳が汚れてきたなと思ったら、まずは1カ所ずつつけおきしてみてください。
記事を書いたのは・・・坂田亜希
家事代行業ハウスクリーニング士。キレイにすることが大好き。家事代行を通して、お客様の日々の掃除の負担を減らし、時間と気持ちにゆとりを生み出すこと意識しております。洗剤や道具の上手な使い方などを発信していきます。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。