気になる「レモンケーキ」のカロリーや炭水化物量とは?食べる際に押さえるべきポイントを紹介
2022/03/03
この記事では「レモンケーキ」のカロリーについて解説していきます。また、ダイエット中などカロリーがとくに気になるときに取り入れたい食べ方などについてもご紹介します。
なお、文中のカロリー値は文末に載せた参考データを基にしています(一部、参考データを基に独自計算をしている場合もあります)。
レモンケーキを食べると太りやすい?
レモンケーキは、クリームを使ったショートケーキなどに比べるとカロリーは低いため、一概に太りやすい食べ物とは言い切れません。
ただ、レモンケーキにはさまざまな作り方があるため、材料や商品によっては高カロリーになる場合があります。また、食べる時間帯などによって、太りやすい食事にもなるため注意が必要です。
では、実際にレモンケーキはどのくらいのカロリーや炭水化物量で、どういった食べ方をすれば太りにくい食事になるのでしょうか。
レモンケーキ1食分のカロリー
レモンケーキ1食分(71.3g)のカロリーは、226kcalです。これは、レモン果汁や皮を練り込んでレモン型に焼いたスポンジケーキに、レモンの酸味を加えたアイシングをデコレーションしたレシピのカロリーになります。
レモンケーキと一口に言っても、パウンドケーキ型に入れて焼いたウィークエンドシトロンやレモンクリームを生地の中に入れたカップケーキなどさまざまです。カロリーはレシピや材料によって異なるため、注意して選びましょう。
なお、ほかのケーキのカロリーを見てみると、苺やホイップクリームを使用したショートケーキ1食分(118.8g)の366kcalよりは低カロリーで、シフォンケーキ1食分(49.6g)の144kcalよりは高カロリーとなっています。
クリームやバターが増えるほどカロリーは高くなるため、使われている材料に注意しましょう。
レモンケーキの炭水化物量は?
レモンケーキ1食分(71.3g)の炭水化物量は、33.36gです。同じ1食分に含まれる三大栄養素を比べると、タンパク質は2.74g、脂質は9.07gとなっています。つまり、レモンケーキに含まれる炭水化物量は、タンパク質や脂質よりも多いということです。
また、ほかのケーキの炭水化物量を見てみると、ショートケーキ1食分(118.8g)は29.05g、シフォンケーキ1食分(49.6g)は16.46gとなっています。
3つのなかでレモンケーキの炭水化物量が多いのは、小麦粉、グラニュー糖、コーンスターチなど炭水化物量を多く含む材料を使っているためです。
ショートケーキと比較すると、レモンケーキはショートケーキよりカロリーが低いにもかかわらず炭水化物量は多くなっています。このように、カロリーだけで比較するのではなく、栄養の中身や使われている材料について知ることも大切です。
レモンケーキを食べるときのポイント
ここからは、レモンケーキを食べる際に押さえておきたいポイントについて解説していきましょう。商品の選び方や食べる量、時間帯などを工夫すれば、太りにくい食事が可能となります。カロリーや健康的な食事に気をつけているかたは、ぜひ実践してみましょう。
小さいサイズのものを選ぶ
レモンケーキは商品によって作り方や材料が異なるため、カロリーを抑えたいかたはできるだけ小さいものを選びましょう。
すでに述べたように、レモンケーキは作り方や使われる材料によってカロリーが変わります。スーパーなどの商品はカロリー表示がされているものもありますが、ケーキ屋やカフェなどカロリーを記載していない場合もあります。
カロリーを気にされるかたはできるだけ小さいものを選ぶとよいでしょう。
食べすぎに注意する
レモンケーキは間食やデザートにもなる食べ物であるため、1日に必要なエネルギー量を考え、食べすぎないように注意しましょう。
1日の摂取エネルギー量の目安は、成人男性で2,200±200kcalほどで、活動量の少ない成人女性では1,400~2,000kcalと言われています。このうち間食の目安カロリーは200kcal程度です。レモンケーキ1食分は226kcalであるため、1日に1個までとしましょう。
また、レモンケーキを食べることで1日に摂取するカロリーの目安を超える場合は、ほかの食事量を減らすなどしてコントロールしましょう。食べてはいけないのではなく、1日のトータルのエネルギー量を考えることと、摂取したエネルギーを消費することが大切です。
シンプルな材料で作られたものを選ぶ
カロリーが気になるかたは、できるだけシンプルな材料で作られたものを選びましょう。
冒頭で紹介したレモンケーキのカロリーは7つの材料で作られたシンプルなレシピです。生地にクリームを挟んだり、砂糖たっぷりのコーティングを施したりしたものはカロリーアップします。
材料や作り方は商品やお店によって異なるため、シンプルな材料でできたものを選ぶのがおすすめです。
糖質を抑えたものを選ぶ
炭水化物量が気になるかたは、糖質オフの商品を選んでみましょう。
糖質は炭水化物の一部であるため、糖質オフの商品は炭水化物量のカットにつながります。自宅で作ると炭水化物量のカットはむずかしい場合がありますが、調整されたものを選べばいそがしいほうも手軽にコントロールできます。
食べる時間を意識する
レモンケーキを食べる際は時間帯を意識し、できるだけ太りにくい食べ方にしましょう。
夜遅くに食事をとると太ると言われますが、これはBMAL1というタンパク質と関係しています。BMAL1は夜間になると増加しやすくなり、脂肪を取り込む性質があります。したがって、夕食後のデザートや夜食として食べるのではなく、おやつとして日中に食べましょう。
温かい飲み物と一緒に食べる
代謝を上げるためには、レモンケーキを温かい飲み物といっしょにとるようにしましょう。
冷たい飲み物ばかりを飲むと、体が内臓を守ろうとして脂肪がつきやすくなります。それを避けるためには、温かい飲み物で体を温めましょう。レモンケーキに温かい紅茶を添えれば、代謝アップだけでなく、血液中の脂質増加を抑える効果も期待できます。
レモンケーキのカロリーや炭水化物量について知り食べ方を工夫しよう!
レモンケーキは、クリームで覆われているショートケーキよりはカロリー低いですが、炭水化物が多い食べ物ということがわかりました。そのため、健康を気遣うかたでもおいしく食べるためには、食べ方の工夫が必要となります。
カロリーや炭水化物量を抑えたいかたは、できるだけシンプルな材料でできたものや小さなサイズを選びましょう。また、1日の摂取エネルギーの目安内に収まるようにコントロールすることも大切です。
さらに、遅くに食べないことや温かい飲み物といっしょにとることなど、食事方法も工夫してみましょう。レモンケーキそのもののカロリーは変えられなくても、食事方法を工夫すれば太りにくい食べ方が可能です。
カロリーや炭水化物量について理解したうえで食べ方を工夫し、爽やかなレモンケーキをおいしく食べましょう。