ズボラ主婦がキッチンまわりをキレイに保つためにやめた4つのコト
2023/12/05
キッチンまわりは食材や食器、調理器具などいろいろなものがあり、散らかりやすい場所の一つ。毎日使う場所なのでキレイに保っておきたいですよね。
今回は主婦がラクするための片づけ術と家事アイデアを得意とする整理収納アドバイザーたけうちゆうこさんに、キッチンまわりをキレイに保つためにやめたの4つのコトを教えてもらいました。
やめたこと1.ものを出しっぱなしにする
出しっぱなしのものがなければ、掃除は移動するものもなくサッと拭くだけ。キッチンまわりに出しておくものは最低限にしておくととても掃除がしやすいです。
とくに出しっぱなしになりがちなのが食器類。
食器類は水切りかごにいつも出しっぱなし、食器もそこから出して使っているというかたはいませんか?確かに効率的と言えば効率的かもしれません。しかしそのままでは、水切りかごが不衛生なまま、そして、水切りかご周辺の掃除もしにくい状態です。
まず、食器類は洗ったらできるだけ早めに食器棚に収納しましょう。そのためにはシンクから近い場所に食器棚を設置すること。
食器が出し入れしにくいのであれば、収納スペースに対する食器が多いのかもしれません。食器自体の数を減らすことも検討しましょう。
やめたこと2.多すぎるストック食材
あなたの家のストック食材を入れるスペースにはどれくらい食材が入っていますか?ストックの食材がたくさんあれば、いざというときに安心ですよね。
しかしストック食材は「8割収納」を心がけましょう。いただきものなど意図せずにものが増えた場合の置き場所を確保しておく必要があるからです。
ストック食材のスペースにゆとりがあれば急に増えたときでも置き場所に困って出しっぱなしになってしまうこともありません。
やめたこと3.掃除をがんばりすぎること
キレイをキープするために大事なことは細く長くコツコツと続けていくことです。そのために必要なことは、ゆるくラクにやること。たまにできない日があってもいいんです。
ラクに掃除をするための工夫を次にご紹介します。
●掃除道具は手が届く範囲に
掃除道具はすぐ手に取れる場所に置いておくことで、気づいたときにサッとできるようになります。テーブルまわりはウェットティッシュを置いて家族にも気づいたときにやってもらっています。
引き出しの取っ手にシンクの洗剤をかけているので立ったまま1歩も動くことなく手に取ることができます。まずは掃除に取りかかりやすい環境をつくることをおすすめします。
●シンクは撥水コーティングする
日々の掃除を少しさぼってもいいように、シンクは2週間に1回程度、撥水コーティングをしています。キレイにしたシンクに噴きつけて流すだけなのでとてもカンタン。
キッチンのシンクだけでなく洗面台やお風呂でも使えるのでおすすめです。
やめたこと4.掃除道具を大量に持つこと
キッチンまわりの掃除グッズについてインターネットやSNSではたくさんの情報にあふれています。この洗剤は○○汚れに効く、IHの汚れにはこれ!などの情報を見るとつい買いたくなってしまうのではないでしょうか。
しかし洗剤を購入しただけではキッチンのキレイをキープすることはできません。掃除が苦手な人ほど購入することで満足してしまったり、結局使いきれずに余った洗剤が収納の中にしまい込まれているなんてことも。
キッチンまわりでは中性洗剤、キッチンハイターなどの塩素系の洗剤、ジフなどのクリームクレンザー、除菌のアルコールがあれば十分。今一度、家にある洗剤を見直してみましょう。
キッチンの掃除は気楽に気ままに
キッチンは毎日使う場所なので、汚れやすいのも事実。サッと掃除しやすい環境さえ整えておけば無理なくキレイをキープできるようになりますよ。
■執筆/たけうちゆうこさん…「くらしとこころ ここちよく」を軸にした、自宅で家族と快適に過ごすための片づけ術や、家事アイデアが人気の整理収納アドバイザー。インスタグラムは@yuko_ismart
編集/サンキュ!編集部