じつはしまう必要なし!?キレイな家が出しっぱなしにしているものとは?
2024/10/05
部屋をスッキリさせるには、あまり多くのものを出さないことが大切。しかしなんでもかんでも収納の中にしまいこんでしまうと逆にキレイをキープできないこともあるんです。
「キレイな家の住人が出しっぱなしにしているもの」とは一体何か。
今回は主婦がラクするための片づけ術と家事アイデアを得意とする整理収納アドバイザー、たけうちゆうこさんに教えてもらいました。
それはズバリ!掃除道具
キレイなお家では掃除道具がしまい込まれておらず、気になったときにサッと掃除ができる仕組みが整っています。それではこれから具体的にどのような掃除道具が出しっぱなしになっているのか、具体例を見ていきましょう。
具体例1:掃除機
掃除機はコードレスタイプがおすすめ。コードを差す手間がひとつないだけで、ラクに掃除に取り組めます。また掃除機はリビングから死角になっているところに吊るしておくのが便利です。
死角に置く理由は掃除機などの大きな掃除道具が目に入ることでリラックス効果が下がってしまう可能性があるからです。リビングは家族がリラックスする場所だということを第一に掃除機を置く場所を考えてみましょう。
ちなみに筆者の家ではLDK横の脱衣室にマキタの掃除機を吊るしていて、すぐに使える状態にしています。
具体例2:ミニほうき&ちりとり
子どもがいるとリビングにお菓子の食べかすや消しゴムのカスなど散らかることも。そんなときにはミニほうきとちりとりをよく見えるところにスタンバイ。
子どもが散らかした食べかすや消しゴムのカスなどは自分で掃除してもらいましょう。小学生ぐらいになればある程度自分のことは自分でできるようになります。子どもの成長を応援するためにも、子どもが使いやすい掃除道具をリビングに置くのがいいでしょう。
ミニほうき&ちりとりはリビングの目に入りやすい場所に置きます。子どもの手の届きやすい場所がおすすめです。
具体例3:洗面所のスポンジ
キレイな家をキープしている人は何かのついでに掃除を少ししていることが多いです。洗面所で歯みがきのついで、トイレに行ったついで、など短い時間でカンタンに掃除をしています。
カンタンに掃除をするためには道具がすぐそばにあることが必須条件。洗面所のスポンジを手に取りやすい場所に置いておくだけで気軽に掃除に取りかかれます。洗面所の壁や鏡につけて浮かせるスポンジは100均でも手に入るので、一つあると便利です。
具体例4:おしゃれなデザインの掃除道具
最近は掃除道具もおしゃれなものが増えています。
リビングで使うはたき、玄関の掃除をするほうき、マイクロファイバークロスやふきんなど。自分が見るだけでワクワク、うれしくなるようなおしゃれな道具を使うのも手。
自分の大好きなデザインの掃除道具はあえて出しっぱなしにして、いつも使える状態にしておきましょう。
キレイなおうちは仕組みづくりと日々の積み重ね
キレイなおうちの共通点は、掃除を一気にまとめてやらずにコツコツとやっていることです。特に水まわりの掃除は汚れを溜めてしまうと落ちにくくなってしまうので、日々の軽い掃除をすることが大切。
掃除道具が近くにあると、重かった腰も少しだけ軽くなります。納戸の奥にしまってある掃除機を出すのはちょっと面倒だなぁ。洗面所がなんか汚れてきたけど、掃除道具がどこに行ったかわからないや…そんな風に後回しにしていたことが、掃除道具をそばに置いておくだけで不思議と気軽にできるようになりますよ。
ラクにキレイをキープしたい人におすすめです。
■執筆/たけうちゆうこさん…「くらしとこころ ここちよく」を軸にした、自宅で家族と快適に過ごすための片づけ術や、家事アイデアが人気の整理収納アドバイザー。インスタグラムは@yuko_ismart
編集/サンキュ!編集部