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気になる「ぶり大根」のカロリーや炭水化物量とは?食べる際に押さえるべきポイントを紹介

2022/03/13

この記事では「ぶり大根」のカロリーについて解説していきます。また、ダイエット中などカロリーがとくに気になるときに取り入れたい食べ方などについてもご紹介します。

なお、文中のカロリー値は文末に載せた参考データを基にしています。(一部、参考データを基に独自計算をしている場合もあります)

ぶり大根を食べると太りやすい?

ぶり大根は、ぶりのアラや切り身を大根といっしょに煮付けた料理です。富山県の郷土料理として知られており、そのほかの地域でも家庭料理の定番として親しまれています。

魚料理であるためヘルシーなイメージがあるものの、味つけで砂糖やみりんなどの調味料を多く使ってしまうと、カロリーが上がってしまいます。

ぶり大根を上手に取り入れるには、本記事で紹介するポイントを押さえておくとよいでしょう。

ぶり大根1食分のカロリー

ぶり大根1食分(138.4g)のカロリーは、115kcalです。これは、ぶりの切り身やアラ、大根を醤油、砂糖、みりんなどの調味料と煮込んだ場合のカロリーです。

主な材料であるぶりと大根のカロリーをそれぞれ算出した場合、ぶりは30g使用されており、カロリーは78kcalとなります。また、大根は35g使用されており7kcalとなるため、ぶりのカロリーが多くを占めていることがわかります。

また、ぶり大根は味つけが濃く、ご飯が進みやすくなるため、食べる際はご飯の量にも注意が必要です。

ぶり大根の炭水化物量は?

ぶり大根1食分(138.4g)の炭水化物量は、7.42gです。主な材料別にぶり(30g)と大根(35g)の炭水化物量を算出した場合、ぶりの炭水化物量は0.09gとなっており、大根は1.44gとなっています。

また、主な調味料として使われている砂糖(2.7g)の炭水化物量は2.68gで、みりん(4g)は1.73gです。

このことから、ぶり大根に含まれる炭水化物量の多くは調味料が占めていることがわかります。味つけに使用される砂糖やみりんは、三大栄養素のなかでも炭水化物を多く含むため、炭水化物量が気になる場合は、調味料の量や作り方に気をつけるとよいでしょう。

ぶり大根を食べることで期待できる効果

ぶり大根で使われる大根やぶりに含まれる栄養素には、体の調子を整える効果が期待できます。栄養素から得られる効果を知っておくことで、カロリーが気になるかたにとっても心強い味方となるでしょう。

ここからは、ぶり大根を食べることで期待できる効果を6つ紹介していきます。効果的に食事に取り入れられるよう、ぜひ参考にしてみてください。

脂肪の燃焼を促す

ブリ大根に使用されるブリには、DHAが含まれておりエネルギー代謝を向上させる作用があるため、脂肪の燃焼を促す効果が期待できます。また、悪玉コレステロールの生成を抑える作用もあるため、心臓疾患などの病気も防ぐ効果が期待できます。

DHAは、体内では作ることができず食品から摂取する必要があるため、積極的に摂取したい栄養素と言えるでしょう。

胃の調子を整える

ぶり大根に使用される大根には、ジアスターゼが含まれており、胃の消化や吸収を助ける作用があるため、胃の調子を整える効果が期待できます。とくに、根の部分に多く含まれているため、積極的に食べるようにしましょう。

ぶりは脂っこさもあるため、大根といっしょに摂取することであっさりと食べられるでしょう。

腸内環境を整える

ぶり大根に使用される大根には、食物繊維が含まれており、腸内の老廃物を外に排出させる作用があるため、腸内環境を整える効果が期待できます。食物繊維には、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維に分けられます。

大根には、水溶性食物繊維より不溶性食物繊維が多く含まれており、この不溶性食物繊維は水分を吸収して便のかさを増やす働きがあります。これにより大腸の働きが促進されるため、排便がスムーズになることが期待できるでしょう。

血中コレステロールを上げにくくする

ぶり大根に使用されるぶりには、タウリンが含まれています。このタウリンには血中コレステロールを上げにくくする効果が期待できます。この体内の状態を調節する作用は「ホメオスタシス作用」と呼ばれ、体内に状態を一定に維持できるようバランスを整えるものです。

タウリンは体内でも合成されるものの、体内での合成能力が低いため、食品から摂取することが大切です。そのため、ぶり大根はカロリーが気になる場合でも、積極的に取り入れたい食品と言えるでしょう。

老化を防ぐ効果が期待できる

ぶり大根に使用されるぶりにはビタミンEが含まれています。ビタミンEには、抗酸化作用があるため、皮膚の新陳代謝を高めてメラニンの排出を促す働きがあることから、老化を防ぐ効果が期待できます。

紫外線や外的刺激から肌を守り、必要なバリア機能を安定させるため、肌のトラブル防止にも役立つでしょう。

骨を丈夫にする

ぶり大根に使用されるぶりには、ビタミンDも含まれています。ビタミンDには、カルシウムの吸収を助ける働きがあるため、骨を丈夫にする効果が期待できます。また、骨の成長促進や血中カルシウム濃度を調整する役割もあるため、健康な骨を維持するためには欠かせない栄養素です。

ビタミンDの摂取不足は、骨粗しょう症などにも繋がる可能性があるため、積極的に取り入れたい栄養素のひとつです。

ぶり大根を食べるときのポイント

野菜と魚の酒、煮和食
hungryworks/gettyimages

カロリーや炭水化物量が気になるかたがぶり大根を食べる場合、押さえておくべきポイントがいくつかあります。

ここからは、ぶり大根を食べるときのポイントを4つ紹介していきます。食事に上手く取り入れられるよう、ぜひ参考にしてみてください。

甘味を控える

ぶり大根を食べるときは、甘味を控えるようにしましょう。ぶり大根の味つけには、砂糖やみりんが使用されており、これらの使用量が多くなると摂取カロリーの増加にも繋がります。

カロリーオーバーになる可能性もあるため、甘味は控えることがおすすめです。それでは、味つけが薄くなって物足りないというかたは、和風出汁の量を増やしたり、糖質オフの甘味料を使用したりするとよいでしょう。

大根をたくさん入れる

ぶり大根を食べるときは、大根をたくさん入れるようにしましょう。ぶりの量を減らし、大根をたくさん入れることで、摂取カロリーを減らすことが期待できます。

全体のカロリーを手軽にカットできるだけでなく、満足感も維持できるため、カロリーが気になる場合でも安心して食べられるでしょう。

ごはんを食べすぎないようにする

ぶり大根を食べるときは、ごはんを食べすぎないようにしましょう。ぶり大根は味つけが濃いため、おかずとして白米にとてもよく合います。そのため、ついご飯を食べすぎてしまうこともあるでしょう。

しかし、ぶり大根のカロリーを抑えても、ご飯を食べすぎてしまえばカロリーオーバーに繋がりかねません。そのため、ごはんは食べすぎないよう注意が必要です。

ゆっくり噛んで食べる

ぶり大根を食べるときは、ゆっくり噛んで食べるようにしましょう。ゆっくり噛んで食べることにより、脳の満腹中枢が活性化されるため、満腹のサインが脳に伝わりやすくなります。

これにより、食事の量が少量でも満腹感を得やすくなるため、食べすぎを防げるでしょう。また、脳内物質の働きとして内臓脂肪の分解を促進する効果も期待できるため、カロリーが気になるかたにはおすすめの方法です。

ぶり大根のカロリーや炭水化物量について知り食べ方を工夫しよう!

本記事では、ぶり大根のカロリーや炭水化物量、食べるときのポイントなどを紹介してきました。ぶり大根はカロリーが高い傾向にあるものの、作り方や食べ方を工夫することで、カロリーが気になる場合でも取り入れやすくなります。

また、栄養素から得られる効果を把握しておくことで、より効果的に食事に活用できるでしょう。ぜひ、この記事で紹介したぶり大根のカロリーや炭水化物量を参考に、食べ方や作り方を工夫しておいしく取り入れてみてはいかがでしょうか。

※参考にしたサイト

 
 

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