【連載】親子でエプロンの日 「夏野菜のサラダ」にチャレンジ!
2017/10/05
夏野菜がおいしい季節です! 野菜が苦手な子も、サラダ作りで野菜と仲よしになれるかも!?
1.野菜を洗います
プチトマトはへたを取ってから、水を入れたボウルの中で洗います。レタスやきゅうりは子どもには扱いづらいようだったら大人が洗いましょう。レタスは冷たい水にしばらくつけてパリッとさせ、サラダスピナーかペーパータオルで水けを取ります。
2.レタスはちぎり、きゅうりはめん棒でたたきます
1のレタスをちぎるのは、子どもの担当。まず大人がやってみせて、食べやすい大きさにちぎるよう伝えます。きゅうりは保存用ポリ袋の中に入れ、めん棒でたたいてつぶします。ポリ袋の中から出し、大人が食べやすい大きさに折りましょう。
3.ドレッシングを作って、 レタスとあえて、盛りつけます
サラダボウルにマヨネーズ、ヨーグルト各大さじ1、白すりごま小さじ1、しょうゆ小さじ½弱を入れ、泡立て器で混ぜ合わせます。レタスを加え、ドレッシングが全体にからむように、大きめのスプーンやフォークで混ぜて。きゅうりと半分に切ったプチトマトをのせて完成!
<2~3歳くらいからおすすめ>
プチトマトを洗ったり、レタスをちぎったり、ドレッシングを混ぜたりするのは、2~3歳くらいでも楽しんで取り組める作業。めん棒できゅうりをたたくのは、「ほかはたたかない」と約束ができる5歳くらいから。
<小学生になったら>
包丁が使えるようになったら、きゅうりのスライスに挑戦。ゆでたじゃがいもを使ったポテサラなど、素材が違うサラダにチャレンジしても。今回のドレッシングはポテサラにも◎
【プロからのアドバイス】
子どもがサラダを苦手なのは 単なる好き嫌いではないかも
欧米ではサラダはドレッシングがしっかり野菜にからむように混ぜ合わせます。日本のあえものの感覚に近いかもしれませんね。ところが日本では食べる直前にドレッシングをかけるだけということが多いよう。すると味がしみ込まず、青臭さが苦手な子どもには食べにくいものに。ちょっとしたポイントで、子どもも気に入るサラダが作れます。
◆食育の専門家 上田淳子さん
料理研究家。雑誌やテレビ出演などで活躍する一方、双子男子の母としての経験を生かしながら、子どもの「食育」についての活動も行う
撮影/大森忠明 スタイリスト/深川あさり 構成・文/松崎祐子