食費の節約と聞くと、どんな行動を思い浮かべますか?スーパーのハシゴやタイムセールを狙うなど、人によってさまざまでしょう。そんな食費の節約ですが、じつは買い出し前に秘訣があるのをご存じですか?
毎月の食費が10万を超えていたころから-3万円の節約に成功した、3児の母で家計管理のプロである丸山希が、買い出し前に5分でできるアクションを3つ紹介します。

冷蔵庫の中の野菜をチェックする
日持ちしない野菜は早めに使いたいですよね。買い出し前に野菜庫の中身を確認しておくと、買い出しがかぶることや傷める前に食べきることができます。すでにある野菜を使い切るためのレシピを考えておくと、買い出しもスムーズで食品ロスも防げますよ。
わが家ではレタスなどの生野菜が残ることが多いので、サラダだけでなくスープやチャーハンにして使い切るようにしています。じゃがいもや玉ねぎなど日持ちのする野菜は、優先順位を低くすることで、買い出しのバランスが保てるでしょう。
調味料の賞味期限は大丈夫?
意外とロスしがちなのが調味料。専用のタレは賞味期限が短いものも多いので、把握しておくとムダを防げます。使う機会が少ないタレは少量サイズを購入するのもポイントです。
賞味期限が近い調味料があれば、使い切るための献立を考えたりアレンジ料理をしたりしています。
わが家で余りがちなのが、バルサミコ酢やドレッシングです。サラダだけでなく、肉料理に使うなどアレンジするようにしていますよ。
冷凍庫のスペースを把握&確保
自炊がしんどいときの救世主となるのが、冷凍食品です。わが家も冷凍うどんや冷凍野菜、フライドポテトなどをストックしています。冷凍食品は賞味期限が長いので、スーパーで特売品があれば、多めに買っておくことも少なくありません。しかし、冷凍庫の中がいっぱいである場合は、結局保存できずすぐに食べるようになってしまいますよね。そんな事態を防ぐために、事前に冷凍庫のスペースを把握し、確保しておきます。少量だけ残っている野菜や海鮮ミックスなどは、買い出し前に冷蔵庫に戻して食べる準備をしておくことも。
買い出し前5分を制して楽に節約しよう
買い物の仕方を工夫することももちろん大切ですが、買い出し前の冷蔵庫を制すると、食費の節約に繋がります。行動するのは、買い出し前の5分間だけ。ムダな買い物を防げるのでぜひ参考にしてみてくださいね。
■執筆/丸山希
FP2級を持つ3児の母。年間100万円貯めた経験がある食費節約のスペシャリスト家計のメリハリをつけるのが得意。Instagramは@otoku_maruyama_san
編集/サンキュ!編集部