じつは簡単!しかも炊飯器よりも早く炊ける!土鍋で超早く2~3合のご飯を炊く方法

2021/11/19

新米のおいしい季節ですね。土鍋で炊いた新米はまた格別です。でも、土鍋炊飯ってむずかしいし面倒なんて思っていませんか?

土鍋でご飯を炊くことは、じつは簡単!しかも炊飯器よりも早く炊けるんです。

簡単な掃除や料理アイデアが人気の家事クリエイターのマミさんが、さらに早く炊くために実験を繰り返し、実験の末にたどりついたという「土鍋超早炊飯」(2~3合を早く炊く炊き方)。その炊き方を教えてもらいました。

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まずは土鍋をご用意ください

まずは土鍋を用意しましょう。炊飯用の、厚さが1cm以上ある土鍋がおすすめです。鍋物用の薄めの土鍋だと、保温力が少し弱く短時間炊飯ができません。

短時間でおいしく炊くためには、まずは土鍋選びから。おすすめは、万古焼の土鍋です。手ごろな値段ながらしっかりしていて簡単にご飯をおいしく炊けますよ。

以前テレビで見た土鍋ご飯専門店でも万古焼を使っていて「おお!同じ!」と興奮したこともあります。専門店も御用達ですね。

萬古焼 ご飯土鍋 3合炊き 伊賀風 M4806

お米を研いで浸水させます

2合のお米を、3合炊飯用の土鍋で炊いていきます。

まずは、お米を研いで浸水させます。浸水時間は20分以上にしてください。この日はきっかり20分浸水させました。

料理本などでは、「30分から1時間は浸水させるように」と書かれていることがほとんどですが、時間を計りながら浸水時間を減らして実験してみたところ、20分の浸水でも十分おいしいご飯が炊けました。よって、急ぎのときのわが家の浸水時間は20分にしています。

土鍋炊飯でお米を浸水させる際、「土鍋が少し水を吸うため、別の容器に入れた方がいい」とされていますが、20分ほどの短時間ならそのままでも変化はありませんでした。

長時間浸水させるときには、ボウルなど別の容器にうつした方がいいでしょう。

強めの中火にかける

浸水が終わったら火にかけます。土鍋からはみ出ない程度の中火から強火の間くらいの火にかけます。

鍋が噴いてきたら弱火にする

沸騰して鍋が噴いてきたら、弱火にして、7分のタイマーをかけます。

「7分?短くない?」と思いますよね?

一般的には沸騰したら、弱火で15分から短くても10分といわれていますから、7分はとても短く感じます。

しかし「どこまで短くできるか?」と実験してみたところ、7分でもおいしく炊けました。

7分経ったら火を消して7分蒸らす

7分経ったら火を消して、7分蒸らします。蒸らし時間も7分です。タイマーもそのままもう一回押し直すだけなので簡単。

ちなみに、沸騰するまでの時間もはかってみましたが、だいたい7分でしたよ。

火にかけてから21分でご飯が炊けます

今回は、3合炊飯の土鍋で2~3合を炊く方法でご紹介しました。火にかけてからだいたい21分ほどでご飯が炊きあがります。浸水時間を入れても41分。

お米の量がこれより多くなると、ちょっとうまくは炊けないのですが、この量ならば早く炊くことができますよ。

ちなみに、4合以上炊くときや別の土鍋で炊くときは、だいたい弱火で10分蒸らし10分で炊いています。

毎日おいしい土鍋ご飯、時短なら続けられます

実験を重ねてたどり着いた土鍋ごはんの時短レシピ。わが家では、もう何年も毎日この方法で炊いて、おいしく食べています。

土鍋でご飯を炊いてみようかな、というかたはぜひ、参考にしてみてくださいね。

■執筆/マミ…以前家政婦として活動していた知識と20年超えの主婦業で培った経験を生かした、簡単な掃除や料理アイデアが人気の家事クリエイター。

編集/サンキュ!編集部

※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

 
 

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