材料2つ【ちくわぶのドーナツ風】カリッモチッ新食感のおやつレシピ

2021/12/31

家族が喜ぶレシピをお伝えするサンキュ!STYLEライターの馬原香織です。

「ちくわぶ」のおでん以外の使い道、どうしてますか?
もっちりした食感のちくわぶは、どんな使い道があるでしょうか。今回は残ったちくわぶも活用しやすい簡単なおやつで食べるレシピをご紹介します。

揚げる手間はあるのですが、材料2つで思い立ったらすぐにできるのでおすすめですよ。

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まず知っておきたい、ちくわぶとは?!

ちくわぶは関東圏では知られていますが、関西圏ではそもそも食べない、食べたことがない、というかたもいるくらいあまりなじみのない食材です。

わが家も夫と私の出身地が離れているため、ときどき食に関する地域差を感じることがありますが、ちくわぶもまさにそう。夫は食べたことがなかったとのこと…。

ちくわぶを買う機会が全然なかったのですが、秋冬になるとスーパーに並ぶちくわぶをジーと見つつ、何かこの子をおいしく食べる(おいしいと言わせる)方法はないか?と思っていました。

白い背景に小麦粉と小麦バー
Valeriia Anisimova/gettyimages

「ちくわぶ」の主原料は、小麦粉100%。「ちくわ」は魚肉でできているので、名前と形状が似ているだけで、そもそもまったく違うものなのです。

というわけで、ちくわぶは小麦粉製品。小麦粉を練ってゆでてつくられている製品で、主な調理法はおでんを含む煮物系が現状主な使い道とされています。

問題はちくわぶ自体に味がなく、味も何となく染み込みにくい。魅力はもっちり食感なのですが、夫に言わせると「だったら餅のがいい」らしい。確かに!

という経緯で、おいしいと食べてもらえる「ちくわぶ」の煮物以外の調理法を考えてみました。

小麦粉なんだから、ホットケーキミックスみたいに使えるのでは!?ということで、揚げておやつにすることに。

ちくわぶのカリモチドーナツ風の作り方

材料

・ちくわぶ・・・1本
・グラニュー糖・・・適量
(揚げ油・・・揚げ焼きができる分量)

※グラニュー糖は上白糖やきび砂糖でも大丈夫。あればサラサラしたグラニュー糖が扱いやすいです。

作り方

ちくわぶを5mm~8mm幅に切って、揚げます。片面1分、返して1分くらいが目安です。
さわってみて、カリッとしたらOK。

揚げたらすぐにグラニュー糖を加えます。

グラニュー糖がしっかりつくように、よーくからめます。
ホットケーキミックスと違って生地に甘味がないので、グラニュー糖をしっかりからめるのがおいしさのポイントとなります。

できあがり。ちくわぶの形もかわいいひと口サイズのドーナツ風。まわりはカリカリ、中はもっちりのなんとも言えない食感に仕上がります。

揚げてもおいしかった!

ちくわぶは揚げてもおいしく食べられることがわかりました。
揚げているときは、本当にドーナツを揚げているかのような甘い香りがします。小麦粉の香りなのかな。

夫も息子たちもおいしい!と食べてくれて一件落着となりました~。

もしちくわぶが余って困ったときは、おやつにアレンジするのはどうでしょうか。こねたり混ぜたりして生地をつくる工程もないですし、意外と楽ちんですよ。
機会があったらつくってみてくださいね!

記事を書いたのは・・・馬原香織
料理研究家。小学生男子2人のママ。料理教室を主宰しつつ、料理ライターとして日々料理記事を執筆中。「家族が喜ぶ何度も使えるレシピ」をテーマに、みなさんの毎日の食卓を美味しく楽しく演出できるようお手伝いしたいと思っています。

※IHクッキングヒーターをご使用の場合は、説明書を確認し、指定の油量を必ず守って調理してください。

 
 

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