日本中の妻が苦しむ「名もなき家事」の実態とは?
2017/09/25
「家事」の約8割は、「名前のない地道な作業」。そのほとんどを、妻が担当しているって知っていますか? 「一日中、家事に追われている」と感じる原因は、「名もなき家事」にあるんだとか。家事を少しでも楽にするために、まずはその実態に迫りました!
事実1:家事の8割は「マイナスをゼロに戻す作業」
大和ハウスが発表した「名もなき家事」という言葉が話題に。そのなかで、家事の80%は、切れた調味料を補充するなど「マイナスをゼロに戻す作業」というデータが。ちりも積もると大きな負担になる「名前のない地道な作業」こそ、家事の大半を占めていました。
事実2:共働き世帯でも妻の家事時間は夫の6倍以上
妻が働きに出るなど共働き世帯数は年々増加。ところが妻と夫の家事時間を比べると、圧倒的に妻のほうが長いという結果に。末子年齢にかかわらず「妻の家事時間は、夫の6倍以上」だと判明しました。つまり「名もなき家事」のほとんどは妻が担当しているのです。
事実3:家事について話し合うと妻の満足度が倍に
大和ハウスのデータによると、よく話し合う家庭ほど、妻の「家事に対する満足度」が高いという結果に。話し合わない家庭の2倍以上、高い数値を示しました。つまり、家族みんなが家事について考えたり、シェアすることで、妻の心に積もる負担が軽くなるのです!
結論:「名もなき家事」こそ、妻だけが抱え込まずに、夫(または子ども)と、「1つでもシェア」することが重要です。心も体も楽になり、家族全員の笑顔が増えますよ。
『サンキュ!』10月号「『名もなき家事』についてサンキュ!が考えてみた」より一部抜粋
掲載している情報は2017年9月現在のものです
イラスト/そで山かほ子 取材・文/RIKA(『サンキュ!』編集部)
『サンキュ!』最新号の詳細はこちら!
<お知らせ>
「サンキュ!LINE公式アカウント」がスタートしました♪今すぐできる素敵な暮らし情報をお届けします。ぜひお友だち追加してくださいね。