クリーニングウィンドウペイン (洗剤付き)

大掃除まであと1カ月、いまやっておくと年末劇的にラクなることは?

2022/11/29

もうすぐ年末。そして、年末といえば、大掃除です。今年の汚れは今年のうちに落としておきたいものですが、年の瀬はやらなければならないことが多くあり、なかなか手が回らないことも。まだ少し余裕のある今のうちに、大掃除の下準備を始めておきませんか?

そこで今回は暮らしスタイリストとして料理を始め家事全般の情報を日々発信されている河野真希さんに、大掃除1カ月前にやっておくとラクになることを聞きました。

暮らしスタイリスト・一人暮らしアドバイザー・料理家。料理や家事、インテリアなど、気持ちのいい暮らしを作る、は...

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【1】大掃除をしたい箇所をリストアップする

空メモ紙シート、白いメモ帳記載されている優先順位の番号またはタスクを実行する上にペンのクローズ アップ
Nuthawut Somsuk/gettyimages

大掃除は、日常清掃だけでは行き届かない箇所を中心に行います。ただし、行き当たりばったりで取りかかると、汚れがひどい場所でも手つかずで時間切れとなってしまうことも。今のうちに、掃除をしたい箇所をリストアップし、優先順位をつけておきましょう。

日常清掃では手が回りにくい箇所をピックアップしておきますので、リストアップの参考にしてください。

●リビング
窓/網戸/照明/エアコン/換気口/テレビなどのAV機器/ソファ/カーペット・ラグ

●キッチン
換気扇/コンロ/壁/照明/冷蔵庫/電子レンジ/食器棚/ごみ箱

●バスルーム
天井/鏡/ドア/浴槽エプロン/換気扇/浴室乾燥機/照明

●トイレ
壁/床/換気扇/ウォッシュレット/照明

●玄関
靴箱/ドア/三和土/インターフォン・チャイム/ポスト/照明

【2】モノの取捨選択をする

ビニール袋にごみを持っている手
grinvalds/gettyimages

大掃除に取りかかる前にやっておきたいのが、家にあるモノの取捨選択です。モノが多くあると、それだけで掃除がしにくくなります。先に挙げた大掃除のリストを見ながら、優先順位の高い箇所に使っていないモノはないか、壊れたモノはないかなどを確認しておきましょう。

また、そのときに処分しなければならないモノが見つかったのであれば、早めに動くのが吉。粗大ゴミの回収は年末になると混雑します。さらに年末年始は、通常のゴミでも回収の回数が減ることも。不要品に囲まれて年を越すことにならないように、今のうちに手配しておくことをおすすめします。

【3】掃除に必要なアイテムを揃えておく

クリーニング用品のバケツのショット
PeopleImages/gettyimages

大掃除ではいつもの掃除用具とは違ったアイテムが必要になることがあります。「いざ大掃除!」と取りかかったときに、「あれがない…。買いに行かなきゃ!」というのは時間の無駄。事前に必要なものを揃えておくことが大切です。

洗剤やスポンジ、雑巾やゴム手袋などはすぐに思い浮かぶかもしれませんが、大掃除のときにしか使わないようなものは忘れがちです。例えば、我が家では靴箱の中に靴箱用の除湿・消臭シートを敷いていて、それを大掃除の際に交換していますが、いざ掃除を始めてから買い忘れていたことに気づいたことが過去に何度か…。必要なものが揃っていないと、時間もやる気も失われがちです。また、大掃除シーズンは掃除アイテムが売り切れることも。今のうちに準備を調えておきましょう。

ただし、洗剤はあえて場所別に用意しなくても他のもので代用することができる場合があります。『お風呂掃除って本当に必要?じつは「やめていい」「しなくてもいい」家事』内でも紹介していますが、食器用の中性洗剤やアルコール除菌スプレーがあれば、家中のほとんどの場所を掃除できます。「トイレ用の洗剤がない!」なんていう場合でも、まずはこのふたつを試してみるといいでしょう。

◆監修・執筆/河野 真希
暮らしスタイリスト・一人暮らしアドバイザー・料理家。料理や家事、インテリアなど、気持ちのいい暮らしを作る、はじめるためのライフスタイル提案を行う。流行や思い込みにとらわれずに、無理なく持続可能で快適な自分らしい暮らしづくりを応援。 『料理教室つづくらす食堂』主宰。

 
 

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