年末は家だけじゃなくてスマホの大掃除にもピッタリなタイミング!本体&中身をスッキリキレイにする手順を解説
2024/12/22
今年の年末年始は奇跡の九連休と称され、長いお休みが取りやすい暦となっています。時間に余裕があるときにやってほしいのがスマートフォンの大掃除です。毎日使い続けているうちに外側が汚れるだけでなく、その中身にも要らない情報が溜まってしまっていないでしょうか。
大掃除というと年末にやるイメージではありますが、スマホの掃除なら慌ただしい年末に限らず、のんびり過ごせる年始にやるのもひとつの手。身体を動かす必要もなく、なんなら旅先でもすることが可能です。そこで今回は家事アドバイザーとして料理をはじめ家事全般の情報を日々発信されている河野真希さんに、年末年始にやりたいスマホの大掃除術を教えてもらいました。
執筆/監修: 暮らしスタイリスト 河野 真希
暮らしスタイリスト・一人暮らしアドバイザー・料理家。料理や家事、インテリアなど、気持ちのいい暮らしを作る、は...
スマートフォン本体の掃除
毎日持ち歩くスマホは、意外と汚れがついているもの。手からの皮脂、通話中につく唾液やメイク、テーブルの上に出しっぱなしにしていれば食べカスや水滴などが飛ぶこともあるでしょう。汚れが気になって、スマホの表面をさっと拭くことはあるかもしれませんが、たまにはていねいに掃除をしてみるのもおすすめです。
まず電源を落として、カバーをつけているときは外します。スマホのお手入れに向いているのは、眼鏡拭きなどに代表される極細のマイクロファイバークロスです。傷をつけずに汚れを落とすことができます。
それだけで落ちない汚れや雑菌などが気になる場合は、スマホの表面のみアルコールを使うことも可能です。ただし、スマホにアルコールを直接吹き付けるのはNG。クロスにつけてから拭くようにしてください。また、USB端子やイヤホンジャック部分には使用してはいけません。
保護カバーをつけている場合、割れや欠けが気になることも。この機に交換しておくといいでしょう。また、スマホ本体だけでなく、カバーやケースも併せてキレイにしておきましょう。
スマートフォンの中身(データ)も掃除
使い続けているうちにスマホの中にどんどんと溜まっていく写真やメッセージなどのデータ。整理をしたほうがいいとわかってはいるものの、これこそ時間に余裕があるときでないと取りかかりにくいものです。要らないものを取捨選択し、必要な情報をすぐに取り出せるようにしておきましょう。
まず整理したいものは写真。手軽に撮影できるので、どんどん増えていきますが、中には手ブレやピンボケ、逆光、重複したものなど明らかに不要な写真がたくさんあるはずです。要らない写真はどんどん削除しましょう。アルバムやフォルダを作って、思い出や人物、テーマごとに分類できるとスッキリします。
さらに、使っていないアプリも削除すると使いやすくなります。お店などでアプリのインストールをお願いされたものの、それきりになっているというものも多いのではないでしょうか。「あとで使うかも」と思うと迷うかもしれませんが、アプリはまた必要になったときにインストールすることもできるので、思いきって整理するのもアリです。
最後に、未読のメールや広告メール、連絡先、LINEなどのメッセージや友だちにも不要なもの、使わないものがたくさんあるはずです。広告はどんどん捨ててOKですが、友人や知人との思い出を削除するのは躊躇われることも。大事な思い出は無理に捨てる必要はありませんが、もう利用しないお店やサービス、だれだかわからない人などは整理して、現在やりとりのある人たちとのつながりを大事にしたほうが有意義かもしれませんね。
◆監修・執筆/河野 真希
暮らしスタイリスト・一人暮らしアドバイザー・料理家。料理や家事、インテリアなど、気持ちのいい暮らしを作る、はじめるためのライフスタイル提案を行う。流行や思い込みにとらわれずに、無理なく持続可能で快適な自分らしい暮らしづくりを応援。 『料理教室つづくらす食堂』主宰。