「ぶり大根」は冷凍保存が便利!上手においしく保存するためのテクニック
2023/01/16
冷蔵保存することが多いぶり大根ですが、冷凍保存も可能です。本記事では、ぶり大根を冷凍保存するうえでの注意点やポイント、保存期間等を解説いたします。ぶり大根を作り置きしたいかたや、つくりすぎて食べきれないかたは、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
ぶり大根を冷凍する際の注意点
ぶり大根は上手に冷凍することで、おいしさをキープした状態で長期保存することができます。
冷凍保存する際の注意点としては、食材が新鮮なうちに早めに冷凍することです。あまり新鮮でない食材を冷凍してしまうと、傷みが早くなり長期保存ができなくなってしまうので注意しましょう。
また、ぶり大根の粗熱を取り、煮汁ごと急速冷凍することで味がよく染み込み、食感も変わることなくおいしく保存することが可能です。
ぶり大根をおいしく冷凍保存する方法
通常、冷蔵保存されることが多いぶり大根ですが、冷凍保存することで長期保存も可能となります。ここからは、ぶり大根をおいしく冷凍保存する方法を詳しく紹介していきます。
ご興味があるかたは、ぜひ参考にしてみてください。
1:しっかりと粗熱を取る
まず、つくったぶり大根の粗熱はしっかりと取りましょう。
これは冷蔵保存する場合にも言えることですが、粗熱を取らないまま冷凍してしまうと保存容器の内部が結露してしまい、そこから菌が繁殖し、傷みやすくなってしまいます。
長期保存するためにも、粗熱は取ってから保存しましょう。
2:一食分ごとにジッパーつき保存袋に入れ冷凍庫へ
粗熱を取ったぶり大根は、ジッパーつき保存袋に入れ、空気をよく抜いて保存しましょう。これにより、空気にふれることによる劣化を防ぐことができます。
その際に、煮汁もいっしょに保存することでぶり大根に味が染み込み、よりおいしくなります。
注意点として、ぶり大根は何度も温め直すと食感が損なわれてしまいます。まとめて保存するのではなく、一食分ごとに小分けにして保存するとよいでしょう。
また、冷凍の速度が遅いとぶりの味が落ちてしまいます。
急速冷凍することで味や食感を損なうことなく長期保存ができるため、冷蔵庫に急速冷凍の機能が備わっていれば、利用するとよいでしょう。ジッパーつき保存袋の下に金属のトレイなどを敷くことで冷凍時間を短縮することも可能です。
ぶり大根の解凍方法
ぶり大根の解凍方法としては、低温でゆっくりと自然解凍するのがおすすめです。冷凍したぶり大根を冷蔵庫に移して、6時間ほど放置しておくと解凍できるでしょう。
また、冷凍したぶり大根は氷水に漬けておくことで、解凍時間を短縮することができます。
もちろん電子レンジでも解凍は可能ですが、解凍にムラが出たり、温めすぎて水分が抜け、ぶりが硬くなったりしてしまう可能性があるため、ゆっくり冷蔵庫で自然解凍しましょう。
冷凍ぶり大根の保存期間は?
冷凍したぶり大根の保存期間は、2~3週間ほどです。
それ以上長くなってしまうと、冷凍焼けしてしまう可能性があり、見た目や味が悪くなってしまいます。保存期間に限らず、早めに食べきってしまいましょう。
また、冷蔵保存した場合の保存期間は3日ほどです。それ以上保存する場合は、冷凍保存に切り替えましょう。
【要注意】傷んだぶり大根の特徴
傷んだぶり大根の特徴はさまざまで、カビが生えていたり、ヌルヌルと糸を引いていたりする場合は、すでに傷んでしまっているので食べないでください。
変な臭いや、変な味がする場合も注意が必要です。とくに臭いや味がすっぱく感じる場合は傷んでいる可能性が高いです。
少しでも違和感を感じたら、食べないようにしましょう。
- カビが生えている
- 糸を引いている
- 変な臭い/味がする
ぶり大根の保存は冷凍を活用しよう
ぶり大根は1日置いておくことで味がより染みておいしくなります。これは冷蔵保存だけでなく、冷凍保存でも通用します。
ぶり大根を作り置きしたいかたや、つくりすぎて困っているかたは、ぜひ本記事を参考に冷凍保存に挑戦し、ぶり大根を長く、おいしくいただきましょう。