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「オートミール」は冷凍できる!保存や解凍の方法・注意点は?アレンジレシピも紹介

2023/01/30

オートミールは冷凍できるのか知りたいというかたは多いのではないでしょうか。本記事では、オートミールの冷凍方法やオートミールを冷凍する際の注意点、オートミールの解凍方法、冷凍したオートミールの保存期間などを詳しく紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。

オートミールは冷凍できる?

オートミールは常温で保存しておくことも可能ですが、直射日光の当たる場所や高温多湿になる場所、水まわりのそばなどを避ける必要があります。保存方法を間違ってしまうと、品質が落ちるだけでなく、害虫が侵入することもあるため、注意が必要です。

オートミールを品質の劣化を防ぎながら長期保存しておくためには、常温や冷蔵で保存するよりも、冷凍保存をおすすめします。

また、調理済みのオートミールも冷凍保存が可能となっているため、本記事で紹介する冷凍方法をチェックしてみてください。

オートミールを冷凍する際の注意点

ガラスのボウルと木のスプーンで白い背景で隔離のオーツ麦フレーク。
Stanislav Palamar/gettyimages

オートミールは湿気に弱いことを覚えておきましょう。オートミールを保存している容器などの内部に湿気が残っていると、冷凍庫から出し入れする際の温度差により、結露が発生します。結露は品質の低下やカビの原因になります。

結露を防ぐためには、オートミールを冷凍保存する前に空気を抜いて密閉したり、冷凍庫の出し入れを避けるために1回分ずつ小分けにしたり、工夫をしてください。

オートミールはジッパー付きの保存袋で冷凍するのがおすすめ

オートミールを結露や害虫から守るために、保存するときはジッパー付きの保存袋を活用することをおすすめします。

オートミールは調理前の状態で冷凍保存できるだけでなく、調理済みのものも冷凍保存が可能です。調理済みのオートミールも、空気に触れさせないことが上手な保存のポイントになるため、ジッパー付きの保存袋を使って保存することをおすすめします。

ここでは、調理前と調理後、それぞれのオートミールの保存方法を見ていきましょう。

調理前のオートミールの場合

オートミールは消費期限が長いため、短い期間で使い切ることは少ないでしょう。開封したオートミールを適当に保存しておくと、湿気や害虫の被害に遭い、廃棄せざるを得なくなってしまいます。適切な保存方法を覚えて、おいしい状態のまま食べ切るようにしましょう。

ここでは、調理前のオートミールを冷凍する手順とコツについて見ていきます。

1:小分けする

オートミールを冷凍保存しておいても、少し使いたいときにすべてを冷凍庫から取り出し、使う分を分けた後に冷凍庫に戻す、という作業を繰り返すと劣化は早くなります。

必要な分量だけ取り出せるようにしておけば、使わないオートミールが冷凍庫から出されることがないため、結露も発生せず、長く保存しておけます。簡単に少量だけ取り出せるようにするために、オートミールを小分けして保存しておきましょう。

1回で使い切れる程度の量に小分けして、ジッパー付きの保存袋に入れて保存しましょう。また、密閉できる容器を利用するのもおすすめです。

2:空気を抜いて冷凍庫へ

小分けしたオートミールを冷凍庫に入れる前に、ジッパー付きの保存袋や密閉できる容器からしっかり空気を抜いてください。

空気に触れると品質の劣化が早まるため、長期保存できる冷凍保存のときも空気を抜く必要があります。しっかりと空気を抜いたら、冷凍庫で保存しておきましょう。

調理済のオートミールの場合

オートミールを水や牛乳、豆乳などで調理したあとでもオートミールを冷凍保存できます。調理前のオートミールに比べると、保存できる期間は短くなりますが、冷蔵保存よりも日持ちするため、作りすぎてしまったときは冷凍保存がおすすめです。

ここでは、調理済のオートミールを冷凍する手順とコツについて見ていきましょう。

1:小分けして食品用ラップで包む

調理したオートミールは、一度に食べられる分量ごとに小分けして保存しましょう。食品用ラップを使って1食分ずつ包みます。食品用ラップとオートミールの間にゆるみがないよう、ぴったりと包むことで空気を遮断できます。

2:ジッパー付きの保存袋に入れ空気を抜いて冷凍庫へ

食品用ラップで包んだオートミールをジッパー付きの保存袋に入れ、しっかり空気を抜いてから冷凍庫で保存します。

食品用ラップとジッパー付きの保存袋を使って二重に密閉しておくことで、乾燥やニオイ移りなどを防ぎ、おいしい状態を保ちやすくなるため、空気をしっかり抜いておくことが大切です。

オートミールの解凍方法

木製の背景にプレートのオート麦フレークやオートミール
zhikun sun/gettyimages

冷凍保存しておいたオートミールの使い方は、調理前の状態で冷凍保存したのか、調理してから冷凍保存したのかによって異なります。

ここでは、冷凍しておいたオートミールの使い方について、調理前の冷凍オートミールと調理済みの冷凍オートミール、それぞれ見ていきましょう。

調理前のオートミールの場合

調理前のオートミールは冷凍保存しておいても解凍なしで使えます。使用感も常温保存のオートミールと変わらないパラパラの状態となっているため、通常のオートミール料理全般に冷凍庫から取り出してすぐに使うことができます。

調理済のオートミールの場合

調理済のオートミールを冷凍保存しておいた場合は、冷凍のときに包んだ食品用ラップのまま電子レンジ解凍して食べられます。食品用ラップで包むときにできるだけ平らに包んでおくと、解凍ムラが起きにくくなります。

電子レンジで解凍するときは、100gにつき600Wの電子レンジなら1分ほどの加熱を目安としてください。電子レンジやオートミールの保存の仕方などによって解凍状態が異なるため、短い時間から少しずつ様子を見ながら時間調整をしてください。

一気に加熱するとふきこぼれや爆発の恐れもあります。

冷凍したオートミールの保存期間は?

オートミールを冷凍保存しておける期間は、調理前のオートミールを冷凍するのか、調理済のオートミールを冷凍するのかによって異なります。

ここでは、調理前・調理後それぞれのオートミールを冷凍保存しておける期間について見ていきましょう。

調理前のオートミールの場合

調理前のオートミールを冷凍保存した場合、3~6カ月程度保存できます。ただし、長く品質を保った状態で保存しておくためには、空気をしっかり抜いておく、冷凍庫からの出し入れを頻繁に行わないなどの工夫も必要です。

保存状態や冷凍環境が適切でない場合は、目安となる保存期間よりも早く劣化が進みます。保存期間はあくまでも目安とし、できるだけ早いうちにおいしく食べ切るように心がけましょう。

調理済のオートミールの場合

調理済のオートミールは冷凍保存で1週間程度保存できます。冷蔵保存の場合は2~3日を目安に食べ切る必要があるため、冷凍保存の方が長く保存できますが、なるべく早く食べ切ることをおすすめします。

【要注意】傷んだオートミールの特徴

オートミールは湿気に弱く、カビが生えることもあります。害虫もつきやすいため、保存してあるオートミールを久しぶりに見たら虫に住みつかれていたということもあります。

オートミールにカビが生えていたり、虫がついていたりした場合、カビの部分や虫を取り除けば食べられるというものではありません。カビや虫はオートミールが傷んでいることのサインと理解し、食べずに破棄してください。

カビや虫の他にも、オートミールの色が黒ずんでいたり、悪臭がしたりする場合や粘り気を感じ、糸を引いているという場合も傷みのサインです。傷んでいるサインが見られたときは、無理に食べようとせず破棄しましょう。

  • カビが生えている
  • 虫が混入している
  • 色が黒ずんでいる
  • 悪臭がする
  • 粘り気がある・糸を引く

冷凍したオートミールの活用レシピ

オートミールは主食として食べる以外にも、お菓子作りで小麦粉の代わりに使ったりスムージーに入れたり、活用できる料理がたくさんあります。また、煮込んでおかゆとして食べる定番の調理方法でも、さまざまな味付けのレシピが公開されています。

ここでは、冷凍したオートミールを活用できるおすすめのレシピを見ていきましょう。紹介しているレシピを参考に、オートミールの活用範囲を広げてみてください。

オートミールココアクッキー

出典:E・レシピ

小麦粉とオートミールを使い、食べ応えのあるクッキーを作ることができます。オートミールだけでなく、材料として使用する麦チョコに含まれる麦の食感も楽しめます。少ない枚数でも食欲を満たしてくれるでしょう。

このレシピで作るクッキーには食べ応えがあり、オートミールにたくさん含まれる食物繊維の効果も期待できるため、小腹がすいたときに作ってみてはいかがでしょうか。

オートミールバナナマフィン

出典:E・レシピ

このレシピでは、オートミールと全粒粉を使ったヘルシーなマフィンを作ることができます。全粒粉とオートミールを使っており、バナナもたっぷりと入るため食べ応えのあるおやつになります。軽食としてもおすすめです。

少し多めに作り冷凍保存しておいて、おやつや軽食に活用してみてはいかがでしょうか。

野菜とチキンで栄養たっぷり!オートミールのミルク粥

出典:E・レシピ

野菜やチキンなど具材がたっぷり入ったオートミールのミルク粥です。今までオートミール粥に苦手意識があったというかたでも、おいしく食べられる可能性が高いため試してみてはいかがでしょうか。

具材がたっぷり入ったミルク粥となっているため、ポタージュスープやシチューを食べる感覚で食べることができます。

オートミールの保存は冷凍を活用しよう

オートミールには湿気と虫が大敵です。湿気と虫を避けて長期間保存しておくためには、冷凍保存が向いています。たとえ冷凍保存であっても、湿気と虫を避ける工夫は必要になるため、正しい冷凍方法とコツを覚え、よい状態で冷凍しておくことが大切です。

調理前のオートミールを冷凍しておいた場合は、解凍なしで使えます。開封したオートミールはすぐに冷凍保存に切り替えて活用していきましょう。

 
 

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