旬の「チンゲンサイ」をスーパーで買うときにおいしいものを見分けるコツとは？

炒めものやスープなど使い勝手のよいチンゲンサイ。
春と秋に旬を迎えるのだそう。

おいしいチンゲンサイを見分けるコツを、野菜ソムリエプロで管理栄養士の小島香住さんに教えてもらいました。

チンゲンサイの旬は春と秋

水耕栽培も多く周年出回るチンゲンサイですが、春と秋に出荷のピークを迎えます。

中国野菜のチンゲンサイは、シャキシャキとした食感とクセのない味で、日本人にも好まれ定着しました。
加熱すると色が鮮やかになり、料理の彩りにも重宝する野菜ですね。

おいしいチンゲンサイを見分けるポイント

葉脈がくっきりしている

まずチェックするのは、葉脈の状態。

葉脈がくっきりしているものを選びましょう。
葉は、ツヤがあって色鮮やかなのものがおすすめです。

根元が肉厚でどっしりしている

つぎに茎をチェックします。

肉厚で、どっしりと丸みを帯びているものを選びましょう。
傷がないこともポイントです。

切り口が新鮮

さいごに、切り口もチェックします。

切り口が新鮮で、乾燥していないものを選びましょう。
切り口側から見た茎の下部分にも、傷がないか見てくださいね。

チンゲンサイの栄養素

チンゲンサイは、β-カロテンが豊富な緑黄色野菜。免疫力を高め感染症予防や、生活習慣病予防に期待ができる抗酸化作用が高い野菜です。

また、ビタミンCを多く含むほか、やカルシウム、鉄などのミネラルも豊富。

アクが少ないため、加熱は短時間でOK。加熱による栄養素の損失が少ないのもうれしいですね。

上手に見分けておいしく食べよう

八百屋などで対面販売されているときは、店員さんにおいしいものを選んでもらえても、スーパーのように自分で野菜を選ぶときは、どれを選べばよいか迷いますよね。

おいしさを見分けるポイントは、野菜によって変わってきます。

ご紹介したポイントをおさえて、旬のチンゲンサイをおいしく食べてくださいね。

■執筆／小島香住さん…野菜や果物の専門的な知識をもち発信する“野菜ソムリエプロ”。管理栄養士としての意識も活かし、野菜・果物をおいしく食べてキレイに健康に過ごすための情報を発信している。インスタグラムは@kasumiii.mm。

編集／サンキュ！編集部