「毎月やりくりしているのに、なかなか貯金が増えない…」「時間がなくて家計簿もつけられない…」。
そんな悩みを抱える子育て世代に朗報です。実は、貯めるために必要なのは我慢や節約ではなく、毎日の家事をちょっと工夫して“仕組み化”すること。
今回はFP2級保持・元銀行員で”頑張らない家計管理”を実践中のライターしばが、貯まる&ラクを叶える家事効率化の工夫を紹介します。

節約するより効果的!貯金したいなら今すぐ家事を効率すべき理由
効果的に貯金したいなら、節約よりも家事の効率化が近道です。その理由は2つあります。
1. 時間と心に余裕ができ、つい頼りがちな惣菜や外食を減らせる
2. 買い物の管理がラクになり、無駄買いを防げる
日々の暮らしに“貯まる仕組み”を作れば、知らず知らずのうちに貯金につながる行動習慣が身につきます。
無理な節約や我慢をせずに、ラクに貯金できるようになりますよ。
1,000万貯めた主婦の家事効率化術3選
忙しい毎日の中でも、少しの工夫で家事の手間を減らし、無駄な出費を防ぐことができます。
ここからは、1,000万円貯めた主婦が実際に実践している家事効率化術を3つご紹介します。
【貯まる家事効率化術1】買い出しルールを決める
買い出しは曜日を決めてまとめて行くのがおすすめです。たとえば「毎週土曜日は食材と日用品を買う日」と決めておけば、衝動買いを防げるうえ、在庫管理もラクになり、余計な出費や食材ロスを減らせます。
さらに、買い出しまでに買うものをリストアップしておくと、「今日は何を買おう?」と悩む時間も短縮できます。
加えて、行くお店を固定するとポイントも貯まり、買い物がスムーズに。ちょっとした工夫で、時間もお金も効率よく節約できますよ。
【貯まる家事効率化術2】朝15分で夕食の下準備をする
夕方の家事ピークで「料理が面倒」とつい惣菜に頼ってしまうなら、朝の時間を有効活用するのがおすすめです。
炊飯器をセットしたり、味噌汁を作ったりと、朝の家事のついでに夕飯の下準備をしておくだけで、夜の家事がぐっと短縮できます。
惣菜に頼らずに済むので無駄な出費を減らせるだけでなく、「ちゃんと料理できた」と自己肯定感もアップするのが嬉しいポイントです。
【貯まる家事効率化術3】週末に「ちょい仕込み」をしておく
「週末に作り置きなんて無理!」という方には、週末の“ちょい仕込み”がおすすめです。
野菜を一口大にカットして冷凍したり、肉を一食分ずつ小分けして冷凍しておくだけで、平日夜の「今日何作ろう?」という悩みがぐっと減ります。
塩昆布や塩麹など、混ぜる・和えるだけで使える調味料を常備しておくと、さらに調理のハードルも下がります。
また、豆の煮物やひじき煮など、冷蔵庫から出すだけOKな副菜を買い置きしておくのも便利!
日持ちするうえ手軽に使えるので、夕食が少し味気ない日やお弁当にもサッと活用できますよ。
小さな習慣で時間もお金もゆとりある暮らしに
無理なく貯金する秘訣は、節約や我慢ではなく、「暮らしの仕組み化」にあります。
今回は、貯まる&ラクを叶える家事効率化術として、以下の3つをご紹介しました。
1. 買い出しルールを決める
2. 朝15分で夕食の下準備をする
3. 週末にちょい仕込みをする
小さな「貯まる習慣」を続けることで、自然と貯まる暮らしが整い、時間とお金にゆとりが生まれます。
ぜひ今日から、自分に合いそうな工夫を試してみてくださいね。
◼︎執筆/しば
FP2級・元銀行員のライター。がんばらない家計管理と“仕組みでまわる暮らし”をテーマに、家計・子育て・暮らしの記事を執筆中。二児の母。Instagramは「@shi_ba_1106」。
編集/サンキュ!編集部