うまく家計を管理して貯金したいけれど、なかなかうまくいかない…と悩んでいませんか?
実は、ちょっとした習慣を見直すだけで、家計管理がぐっとラクになり、自然に貯金も続けられるようになります。
私自身も、これまで当然だと思っていた習慣を見直すことで、月3万円の貯金を6年も継続できました。
今回は、FP2級保持・元銀行員で“頑張らない家計管理”を実践中のライターしばが、知らなきゃ損?やめて正解の家計習慣を3つご紹介します。

<やめてよかった家計習慣1>家計簿の細かい品目分け
購入したものを一つひとつ家計簿に記録する方も多いと思いますがこの方法だと手間がかかり、途中で挫折してしまうことも少なくありません。
そこでおすすめなのが、購入内容を大まかにカテゴリ分けして記録する方法。
例えば、レシートごとに「食費」「日用品」「子ども関連費」とざっくり分けるだけでOKです。
ポイントは完璧さを目指さないこと。ざっくり管理に変えることで記録のハードルが下がり、家計簿を無理なく続けやすくなります。
<やめてよかった家計習慣2>無理な節約
節約を意識するあまり、買い物するたびに罪悪感をもってしまう……そんな経験はありませんか?
「節約しなきゃ」と思って外食やレジャーなどを無理に我慢すると、家計管理自体がストレスになりがちです。
そんなときは、無理に減らそうとするのではなく、家計に「お楽しみ費」をあらかじめ組み込んでみましょう。
自分や家族が楽しむために使うお金をあらかじめ予算化しておけば、「使ってはいけない」と思うストレスが減り、家計管理をもっと前向きに楽しめるようになりますよ。
<やめてよかった家計習慣3>1円単位での家計管理
家計簿をつけるとき、「収支はピッタリ合わせなければ」と考えてしまう人は少なくありません。でも、多少の誤差は気にしなくてOK。
家計簿の本来の目的は、お金の流れを把握すること。収支が完璧に合わなくても、大きな影響はありません。
「ざっくり黒字か赤字かが分かれば十分」と考えるだけで、家計管理の心理的ハードルはぐっと下がります。
計算が苦手でも大丈夫!ざっくり管理を意識して、無理なく家計管理を続けましょう。
家計管理はラクに続けるのが正解!
今回はやめてよかった家計習慣を3つご紹介しました。
当たり前だと思っていた習慣を見直し、自分や家族がラクになるように工夫することで、家計管理も貯金もぐっとラクになります。
家計習慣を見直して、自分や家族にとってちょうどいい家計管理を目指しましょう!
◼︎執筆/しば
FP2級・元銀行員のライター。がんばらない家計管理と“仕組みでまわる暮らし”をテーマに、家計・子育て・暮らしの記事を執筆中。二児の母。Instagramは@shi_ba_1106。
編集/サンキュ!編集部